東京ディズニーランドの左奥に広がるテーマポート「クリッターカントリー」。
アメリカ河のほとりにある田舎町をテーマにしており、様々な小動物たちが暮らしています。
そんなクリッターカントリーには、小動物にちなんだプロップスが数多く隠されています。
小さな窓やドアがあったり、地面には動物の足跡が残されていたり、エリアの各所で小動物たちの生活の姿を垣間見ることができて楽しいです。
今回は中でも大人は気づかないであろう、ある場所に隠された秘密ついてご紹介していきます。
クリッターカントリーはアメリカ河のほとりにある田舎町が舞台です。
ゆったりとしたカントリーミュージックに水の音や鳥のさえずりが重なり、とてものどかで落ち着く雰囲気のエリアです。
代表的なアトラクションは、なんと言っても「スプラッシュ・マウンテン」ですね。
クリッターカントリーでは、たくさんの小動物たちが暮らしています。
地面には可愛らしい足跡が残されており、足跡を辿っていくと家や隠し扉のようなところへたどり着きます。
クリッターカントリーには小動物たちの生活を感じられるポイントがたくさん隠されているので、そういった小さな仕掛けを探して散歩するのも楽しいです。
そんなクリッターカントリーの中でも今回ご紹介するのは、小動物たちが見ていたかもしれない景色が見える場所についてです。
それでは早速、ご紹介していきます。
その場所はスプラッシュ・マウンテンの出口の近くにあります。
スプラッシュ・マウンテンの建物を出ると左斜めにある「スプラッシュダウン・フォト」のすぐ右隣にある小道を進んで行きます。
すると、左側にこのようなものが見えてきます。
丸い形をしていることやその材質から判断するに、かつてこの場所にあった大木の跡のようです。
落雷などの影響で折れてしまったのでしょうか?
大木には小さなスペースがあり、中に入ることができます。
と言ってもかなり狭いスペースしかないため、大人が入るのにはかなり窮屈です。
秘密の景色は、この小さなスペースから見ることができます。
実はこちらの大木の左側には、小さな覗き穴のようなものがついています。
てっぺんに穴が空いており、ここから景色を見ることができるのです。
穴から見える景色がこちらです。
そう、スプラッシュ・マウンテンの丘のてっぺんにある大きな枯れ木が見えるのです。
こちらの木はスプラッシュ・マウンテンが誕生するきっかけとなった蒸留機爆発事件によって割れてしまったのですが、現在もシンボル的存在としてゲストの姿を見守ってくれています。
スプラッシュ・マウンテンは元々「チカピンチル」というのどかな丘でした。
しかし、ある日密造酒を作っていたアライグマのラケッティが蒸留機を大爆発させてしまい、ダムが決壊!
決壊によって水しぶきが吹き出すようになったこの場所を「水しぶきの山(スプラッシュ・マウンテン)」と呼び、小動物たちは川下りをするようになったのです。
そんな事件を経てもなおこの場所に立ち続けている木。
クリッターカントリーに住む小動物たちは、ここからシンボルツリーを見ているのかもしれませんね。
ちなみに事の発端であるラケッティは、現在スプラッシュ・マウンテンの出口で「ラケッティのラクーンサルーン」というお店をやっています。
今回ご紹介した大木の近くにありますので、ぜひこちらも立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
クリッターカントリーに隠された小さな豆知識のご紹介でした。
好奇心旺盛な子供しか気づかないであろう場所ですが、インパの際はぜひこの場所からシンボルツリーを見上げてみては?
クリッターカントリーの小動物たちと同じ景色が見えるかもしれませんよ。
それでは、よい冒険を!