こんにちは。
ディズニー大好き雨女のほのぷーです。
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタは東京ディズニーシーの中に泊まれるホテルとして人気を集めています。
記念日や誕生日など特別な日にミラコスタでお祝いをしたいという方も多いですよね。
ですが宿泊は中々リッチなお値段のため、勇気が出ないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はホテルに宿泊しなくてもミラコスタの雰囲気を楽しめるようなお話をご紹介していきたいと思います。
ミラコスタ内で見られる様々なプロップスのうち、今回ご紹介するのはロビーフロアに飾られた一枚の壁画についてです。
何気なく飾られた絵に隠されたストーリーとは?
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタについて
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタはパーク一体型ホテルとして、2001年の東京ディズニーシーグランドオープンと共に開業しました。
イタリアンクラシックをコンセプトにしており、館内は豪華で繊細なデザインが施された装飾が印象的です。
ホテル内にはレストランやお土産ショップなど、宿泊者以外も利用できる施設が複数用意されています。
特にレストランは豪華なコース料理やブッフェを頂くことができるので、誕生日や記念日など特別な日の利用がおすすめです。
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ミッキーたちの冒険
それでは早速本題に入っていきましょう。
今回ご紹介するのはこちらの絵です。
地図のようなデザインですが、絵には一体どのような物語が隠されているのでしょうか。
絵の左下にはタイトルが書いてあります。
A NEW & EXAct
MAP
of the Known World
According to an actual survey
実際の探検に基づく
新しくて正確な世界地図
実際に世界を旅して作り上げた地図のようです。
その旅人というのは…?
ミッキー、ドナルド、グーフィーです。
なんとこちらは彼らが世界中を旅して作り上げた地図だったのですね。
ミッキーたちはどこを訪れたのでしょうか?
矢印に沿って順番見ていきましょう。
アラビアンコースト
矢印がスタートしているのは絵の左下。
矢印の下に書いてあるMARE INDICAはイタリア語で航路という意味です。
ミラコスタがあるのはイタリアのため、地図でもイタリア語が多く使われています。
冒険に出かけたミッキーたちが最初に訪れたのはアラビアンコーストです。
アラビアンコーストは映画『アラジン』に登場するランプの魔神ジーニーが作り出したアラビアンナイトの世界です。
地図には大きな宮殿が描かれています。
少し見えにくいですが、宮殿の中庭には噴水もあります。
東京ディズニーシーのアラビアンコーストにも中庭に立派な噴水があります。
旅から帰った後に描いたとは思えないほど、とてもよく再現されていますね。
ミステリアスアイランド
アラビアンコーストを出発したミッキーたちですが、中々次の目的地に辿り着けずぐるぐると海を彷徨っていたことがわかります。
航路の下に書かれているORA MARITIMAは海の時間という意味。
とても長い時間がかかったのですね。
そしてたどり着いたのは南太平洋に浮かぶ火山島、ミステリアスアイランド。
火口からは大きな噴煙が立ち込めています。
ミッキーたちもプロメテウス火山の噴火を目撃したようです。
ミステリアスアイランドの右側に描かれているのはネモ船長の潜水艦ノーチラス号です。
こちらも特徴をよく掴んでいます。
ポートディスカバリー
ミステリアスアイランドを出発した一向ですが、またもや困難に見舞われることに。
一筋縄ではいかないのが航海の旅。
今度はSEA of STORMS(台風)に苛まれました。
そして嵐の海を越えた先に見えたのがポートディスカバリーです。
ポートディスカバリーはアメリカの人々が思いを馳せた未来のマリーナ。
台風の被害に悩んでいた人々が「台風がなくなったらいいのに」と願った未来が実現し、台風を消滅する装置ストームライダーの発明に成功しました。
ポートディスカバリーの左側を飛行しているのがストームライダーです。
かつて東京ディズニーシーにあったアトラクション「ストームライダー」は2016年にクローズしてしまいましたが、今もなおその存在を感じられる数少ないスポットですね。
ポートディスカバリーはストームライダーの跡地にできたニモ&フレンズ・シーライダーに合わせて現在はブルーを基調にしたデザインに変わっています。
地図で見るポートディスカバリーとは大分印象が違いますね。
アメリカンウォーターフロント
続いて訪れたのはアメリカンウォーターフロント。
20世紀初頭のアメリカです。
現在はニューヨークエリア、ケープコッド、トイビル・トロリーパークの3エリアがあるアメリカンウォーターフロントですが、東京ディズニーシー開業当初トイビル・トロリーパークはなかったため地図には描かれていません。
ケープコッドはのどかな田舎の港町で、人々の温かさを感じられるアットホームな場所です。
一方でニューヨークはアメリカの大都市。
様々なエンターテイメントと流行が交差する街です。
同じテーマポート内でも全く異なる雰囲気が味わえるのが醍醐味ですね。
地図にはアメリカンウォーターフロントのシンボル的存在であるS.S.コロンビア号も描かれています。
こちらも特徴をよく掴んでいます。
マーメイドラグーン
続いては映画『リトル・マーメイド』のその後を舞台にしたマーメイドラグーンに到達しました。
アリエルによく似た人魚姫と海に浮かぶキング・トリトン・キャッスルが描かれています。
お城は水中から上がったばかり。
水に濡れてキラキラしている様子まで詳細に描かれています。
こちらも本物そっくりですね。
ロストリバーデルタ
マーメイドラグーンを後にした一向ですが、またもや災難に遭うことに。
MARE SARGASSUMは海藻のことです。
船が海藻に絡まって大変な目に遭ったようです。
そしてたどり着いたのは中央アメリカのジャングル、ロストリバーデルタです。
アトラクション「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」の舞台になっている神殿や先住民たちが暮らす町が描かれています。
他のエリアに比べて、ロストリバーデルタは海辺から離れた場所に描かれています。
これも未開拓のジャングルであることを示しているようですね。
メディテレーニアンハーバー
長い長い冒険の旅もいよいよ終盤。
最後にたどり着いたのは地中海に面した港町メディテレーニアンハーバーです。
一向はハーバーの対岸にあるエクスプローラーズ・ランディングに立ち寄ってからミラコスタがある港町へやって来たようですね。
エクスプローラーズ・ランディングはアトラクション「フォートレス・エクスプロレーション」がある場所で、大航海時代の要塞が舞台になっています。
先人たちがまだ見ぬ世界に夢を馳せたこの場所で、ミッキーたちも冒険を振り返ったのかもしれませんね。
そしてこの地・ミラコスタへやってきました。
ミッキーたち、おかえりなさい!
ちなみにメディテレーニアンハーバーの近くに描かれているガリオン船は、ミッキーたちと冒険を共にした船です。
とても小さいのですが、目を凝らして見るとミッキーが舵をとっている様子が描かれています。
とっても小さな隠れミッキー、ぜひ現地で探してみてくださいね。
他にも冒険にまつわる小物がたくさん
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタでは他にもロビー、廊下、客室など様々な場所に「冒険」や「航海」をイメージしたプロップスや絵が飾られています。
中でもロビーでぜひ見ていただきたいのがこちらの立派なガリオン船。
ガリオン船にはあのキャラクターたちも隠されています。
ぜひ探してみてくださいね。
▷▷ガリオン船について詳しくはこちらでご紹介しています。
また客室では、探検家ミッキーのイラストや冒険の様子を描いた絵などが飾られています。
中でも私のお気に入りはこちらの絵。
航海から戻ったミッキーたちが荷物やお土産を船から下ろしている様子が描かれています。
ミニーがミッキーと会えて喜んでいたり、プルートが大量のホネを抱えて嬉しそうにしていたり、たくさんの物語がぎゅっと詰まった一枚です。
こちらも宿泊の機会があったらぜひじっくり見てみてくださいね。
まとめ
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタのロビーにある絵のご紹介でした。
東京ディズニーシーを一周することで私たちもミッキーたちが辿った場所を巡ることができるのですね。
何気なく飾られた小物や絵画にも物語や意味が隠されている東京ディズニーリゾート。
ふと目に留まったプロップスを読み解いてみると、意外な発見があるかもしれませんよ。
今回ご紹介した絵はホテルの宿泊者でなくても見ることができるので、機会があればぜひ探してみてくださいね。
それでは、良い冒険を!
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