こんにちは。
ディズニー大好き雨女のほのぷーです。
東京ディズニーランドには数多くのアトラクションがあります。
スプラッシュ・マウンテン、プーさんのハニーハント、カリブの海賊etc...
皆さんはどのアトラクションが好きですか?
今回はその中からビッグサンダー・マウンテンにまつわるお話をご紹介したいと思います。
ちょっとした豆知識を知ることで、アトラクションがより楽しめるはず。
バックグラウンドストーリーもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!
ビッグサンダー・マウンテンとは
ビッグサンダー・マウンテンがあるのはアメリカ西部の開拓時代をイメージしたエリア、ウエスタンランド。
程よいスリル感と爽快感が味わえるジェットコースターです。
スプラッシュ・マウンテン、スペース・マウンテンと合わせて「3大マウンテン」とも言われ、お子様から大人まで幅広い世代に人気のアトラクションです。
東京ディズニーリゾートの絶叫系アトラクションの中では比較的怖くなく、絶叫系が苦手な方やお子様もチャレンジしやすいアトラクションとなっています。
↓東京ディズニーリゾート公式の紹介映像はこちら↓
ビッグサンダー・マウンテンのストーリー
舞台は西部開拓時代のカリフォルニア州。
赤茶色が特徴的な岩山ビッグサンダー・マウンテンには古くから超自然的な力が存在すると言い伝えられてきました。
ある日、一人の男性が偶然金塊を掘り起こしたことがきっかけとなり、たくさんの開拓者が山に押し寄せることになってしまいます。
先住民たち何度も「この山には精霊や神々が宿っているため、うかつに掘り続ければ彼らの逆鱗に触れて災いが起こる」と警告しますが、開拓者たちは聞く耳を持ちません。
開拓はどんどん進み、ついには鉱山会社ビッグサンダー・マイニングカンパニーを設立し、さらに大規模な採掘を開始します。
しかし金塊は次第に減っていき、困った開拓者たちはダイナマイトを使って発掘しようと計画を立てます。
そんなとき、事件が起きます。
神の怒りに触れたかのように無人の鉱山列車(マイントレイン)が暴走したり、突然機械が故障したり、次々と謎の怪奇現象が起こり始めたのです。
人々は怖がり、次第に山を去って行きました。
それから月日は経ち、無人となったビッグサンダー・マウンテン。
私たちゲストはマイントレインに乗り込み、荒れ果てた鉱山を巡ることになります。
ビッグサンダー・マウンテンの概要
そんなビッグサンダー・マウンテンの基本情報はこちら。
- 所要時間:約4分
- 定員:30名
- 利用制限:身長102cm以上
- ファストパス:あり
- シングルライダー:あり
- ライドショット:なし
身長制限は102cmですので、お子様は4〜5歳くらいから乗れるでしょう。
東京ディズニーリゾートの中では比較的絶叫度は控えめですので、お子様や絶叫系が苦手な方もチャレンジしやすいです。
ライドは2名がけ×15列ですので、先頭と最後尾ではスリルが全く異なります。
先頭は落下し始めてからスピードアップするためさほど怖くはありませんが、最後尾付近は坂を登り切る前に落下するため引きずり込まれ感がありスリルを感じます。
乗り場で人数を聞かれる際に希望を言えば好きな列に乗車することが可能ですので、恐怖心がある方はキャストさんに相談してみることをおすすめします。
「一番前の席に乗りたいです」と言うだけなので、気負わずに申告できますよ。
【2020年8月30日追記】
現在新型コロナウイルス感染予防の観点から、座席の指定が断られる場合もあるようです。
ディズニーシーのセンター・オブ・ジ・アースは指定できるようですので、待機するための場所がないことが要因のようです。
ビッグサンダー・マウンテンの豆知識
それでは、ビッグサンダー・マウンテンにまつわる豆知識をご紹介します。
①スチームトラクターは本物!
ビッグサンダー・マウンテンの入口に大きなスチームトラクターがあります。
一際目立つこちらのトラクター、実は作りものではなく本物ということをご存知でしたか?
こちらのスチームトラクターは1898年製で、食料などを運ぶために実際に鉱山で使用されていたものなんです。
なんと世界に数台しか現存しない代物で、とっても貴重な物です。
ですが、こちらのトラクターは簡単に手に入ったわけではなかったのです。
お話はアナハイムのディズニーランド建設時まで遡ります。
ディズニーランドを建設するために、ディズニー社はオレンジ畑の土地を買収しました。
その畑の持ち主が持っていたのがこちらのスチームトラクター。
ウォルトはこのトラクターに一目惚れし、売って欲しいと頼みますが断られてしまいます。
フロリダにウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートを建設する際も再度交渉しましたが、やはり断られてしまいました。
何度断られても諦められなかったウォルトは、東京ディズニーランドの建設時に再び交渉。
案の定断られてしまうのですが、持ち主の奥さんが「30年間一度も使っていないトラクターは売って、そのお金で旅行に行きたい!」と言ったことで持ち主はトラクターを譲ることを了承しました。
そして、こちらのスチームトラクターはめでたく東京ディズニーランドへやってきたのです。
②夏の夜しか咲かないサボテン
ビッグサンダー・マウンテン付近には大きなサボテンがたくさん生えています。
柱サボテンの一種鬼面角(きめんかく)という植物で、こちらももちろん本物です。
ダイナミックで存在感があります。
こちらのサボテン、実は夏の夜にだけ花が咲きます。
昼間はつぼみしか見えませんが、夜になると白い花が咲くのです。
花が見られるのは夏の夜だけ、とってもレアな植物です。
インパの際はぜひチェックしてみては?
ちなみに、ディズニーの公式アプリの地図も夏の夜は花が咲く仕様になっているんですよ。
芸が細かいですよね。
③大人気菓子チョコクランチのモデルはビッグサンダー・マウンテンだった!?
ディズニーのお土産の大定番といえばチョコクランチです。
皆さんも一度は食べたことがあるのではないでしょうか。
サクサクした食感と甘い風味がやみつきになりますよね。
そんな大人気のチョコクランチですが、実はビッグサンダー・マウンテンのグランドオープンを記念して作られました。
あの特徴的なゴツゴツした見た目は、実はビッグサンダー・マウンテンの岩山をモデルにして作られたからなんです。
チョコクランチは今もなお不動の人気を誇っていますが、発売当初は生産が全く追いつかないほど大人気だったようですよ。
おまけ ビッグサンダー・マウンテン付近で唯一見られる人物
先でビッグサンダー・マウンテンは無人の鉱山とご紹介しましたが、実はこの付近で唯一見られる人物がいます。
彼の名はセドナ・サム。
セドナは元々ビッグサンダー・マウンテンの採掘現場監督でした。
セドナの隣にいる犬は愛犬のディガーです。
ディガーはセドナが採掘中の岩崩によって生き埋めにされたところを掘り起こして助けてくれた命の恩人ならぬ恩犬。
ディガーという名前は英語の「dig(掘る)」から由来して付けられました。
セドナは超常現象を目撃したあと山を降り、ビッグサンダー・マウンテンのふもとでディガーと静かに暮らすようになったのです。
セドナとディガーの姿を見られるのは下記のアトラクションです。
- ウエスタンリバー鉄道
- 蒸気船マーク・トウェイン号
- ビーバーブラザーズのカヌー探検
ビッグサンダー・マウンテンからは見えないんですね。
上記のアトラクションに乗った際はぜひ彼らの姿を探してみてください!
まとめ
ビッグサンダー・マウンテンにまつわる豆知識のご紹介でした。
- 正面のスチームトラクターは本物
- 夏の夜しか咲かないサボテンがある
- チョコクランチのモデルはビッグサンダー・マウンテンの岩山
アトラクションに乗るときは何となく見過ごしがちな所にもしっかりこだわりが詰め込まれているのがディズニーの魅力の一つ。
特にサボテンは今の時期しか見られないレアな光景ですので、インパの際はぜひ確認してみてくださいね。
それでは、よい冒険を!
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