究極雨女ほのぷーのディズニー放浪記

イベントはことごとく雨に見舞われる…そんな雨女を極めたほのぷーが、大好きなTDRについて綴ります。豆知識やBGSなど、知れば次回のインパさらに楽しくなるヒントを発信中!

究極雨女ほのぷーのディズニー放浪記

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ほぼ独り言。BGS好きディズニーオタクが感じたTDSの謎について

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こんにちは。

ディズニー大好き雨女のほのぷーです。

 

東京ディズニーリゾートにまつわる豆知識やバックグラウンドストーリーを中心に更新している当ブログ。

いつもご覧いただいている方には私のマニアックさが十分に伝わっているかと思うのですが、今回はとりわけマニアックな記事を書いていこうと思います。

 

というのも、今までバックグラウンドストーリーやプロップスの考察をしていてどうにも腑に落ちないことがいくつかあるのです。

 

今回はそんな私が消化できなかった小さな疑問を備忘録として載せていきたいと思います。

ほぼ独り言だと思ってお付き合いくださると嬉しいです(笑)

 

①オールド・アーモリィ・ブリッジの看板

まず最初にご紹介するのはアメリカンウォーターフロントにある橋「オールド・アーモリィ・ブリッジ(Old Armory Bridge)」についてです。

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ディズニーシー・エレクトリックレールウェイが通る列車専用の橋で、石造りの大きな橋「ポンテ・ヴェッキオ」に並走する形で架けられています。

 

隣接して架けられていますが、ポンテ・ヴェッキオはメディテレーニアンハーバー、オールド・アーモリィ・ブリッジはアメリカンウォーターフロントと属するテーマポートが異なるのも面白いです。

 

オールド・アーモリィ・ブリッジは直訳すると古い武器庫の橋という意味です。

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高架下には橋の名前を記したプレートがあります。

 

ですが、昔撮った写真を見返していたところ「あれ?」と思うものを見つけてしまったのです。

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拡大してみると…

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橋の内側のプレートに「HUDSON RIVER BRIDGE」と書いてあります

 

ご存じの方も多いかと思いますが、ハドソン・リバー・ブリッジはS.S.コロンビア号近くからケープコッド方面へ架かるこちらの赤い橋の名前です。

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ハドソン・リバー・ブリッジは直訳するとハドソン川の橋という意味で、その名の通りニューヨークエリアとケープコッドの境を流れるハドソン川に架かっています。

 

となると、オールド・アーモリィ・ブリッジにある「ハドソン・リバー・ブリッジ」のプレートは一体何を意味しているのでしょうか。

 

オールド・アーモリィ・ブリッジもハドソン川に架かる橋であることは間違いありませんが、すぐ近くに同名の橋があるにも関わらずこの場所にプレートを設置する明確な理由が分かりません…。

 

プレートは見えにくい位置に付いているとは言え肉眼でも見える大きさですし、ディズニーシー・エレクトリックレールウェイから見ることもできます。

 

気になったので、先日改めてインパした際に望遠レンズを使って撮影してみました。

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あれっ?消えてる!!

 

私が過去に撮影した写真を確認したところ、2021年9月までは確実にこちらのプレートがかかっていました。

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やはりプレートは間違いで、それに気づいて外したのかもしれません。

もし当初は間違いだったとしても、「工事の人が間違えて取り付けてしまった」などのバックグラウンドストーリーをつけて残すのはダメだったのでしょうか(笑)

 

②ウォーターフロントパークのMDCCLXXIII

続いても同じくアメリカンウォーターフロントから。

活気ある街並みが印象的なニューヨークエリアにあるウォーターフロントパークにまつわるお話です。

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ウォーターフロントパークはアトラクション「タワー・オブ・テラー」や屋内シアター「ブロードウェイ・ミュージックシアター」から程近い場所にある公園です。

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ベンチや噴水があり、ちょっとした休憩にもってこいの場所です。

 

公園の見所はなんと言っても綺麗に手入れされた花々たち。

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特に大きな花壇はイベントに合わせたデザインのお花が植えられたり、装飾物が登場したりします。

 

そんなウォーターフロントパークでは、壁の上部に様々な英単語が刻まれています。

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いずれも「ART」「MUSIC」「DANCE」といったニューヨークを支えたエンターテイメントにまつわる言葉が刻まれているのですが、その中に少しだけ変わった文字が紛れています。

 

それがこちら。

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「MDCCLXXIII」と刻まれています。

アルファベットの羅列ではありますが、このような英単語はありません。

 

おそらくこちらはローマ数字を表しているのでしょう。

 

数字に置き換えてみると

M → 1000

DCC → 700

LXX → 70

III → 3

となり、「1773」という意味になります。

「1773年」を表しているのですね。

 

私はてっきり公園の設立記念の年をメモリアルとして刻んでいるのかと思ったのですが、公園の入り口にあるプレートを見てみると設立は1873年であることがわかります。

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刻まれている年と公園設立年は100年の差があるのです。

 

アメリカンウォーターフロントでは史実に基づくストーリーやプロップスが多く用いられているため、1773年のアメリカの出来事について調べてみました。

が、関係がありそうな事柄は下記二つしか見つかりませんでした。

  • 5月 茶法成立
  • 12月 ボストン茶会事件

茶法は当時アメリカを植民地としていたイギリスが東インド会社にアメリカへ茶の専売権を与えた法律で、ボストン茶会事件のきっかけになりました。

 

いずれも後にアメリカが独立するきっかけのひとつになった出来事ではありますが、他の壁に記されているエンターテイメントとの共通点は見つかりませんでした。

 

また、上記でご紹介したようなエンターテイメントにまつわる単語はそれぞれ一箇所ずつしか刻まれていないのに対し、こちらの文字は複数箇所に刻まれています。

その点を鑑みてもとりわけ重要な意味を持っているように思えるのですが…。

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「MDCCCLXXIII(1873)」と「MDCCLXXIII(1773)」を間違えた可能性も考えましたが、こんなにも大々的に間違えるのは考えにくいのではないでしょうか。

 

ですので、疑問に思うと同時に何かのバックグラウンドストーリーが隠されているのではないか?と淡い期待を抱いています。

 

③ポルト・パラディーゾの貯水槽の文字

最後にご紹介するのはメディテレーニアンハーバーのポルト・パラディーゾにあるプロップスについてです。

それがこちら。

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レストラン「カフェ・ポルトフィーノ」や「マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー」の近くにある噴水です。

 

注目していただきたいのは噴水の裏側に刻まれた石碑。

こちらにはポルト・パラディーゾを支えた漁師たちへの敬意が記されています。

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QUESTA CISTERNA

E DEDICATA AI

CORAGGIOSI PESCATORI

DEL PORTA PARADISO

1823

ポルト・パラディーゾの勇敢な漁師たちに

この貯水槽を捧げる

1823年

漁師は命の危険をも伴う大変な職業です。

身体を張って地元を支えてくれる彼らを讃え、町の人々はこの貯水槽を贈ったようですね。

 

と、感動的なストーリーの中に小さな疑問を見つけてしまいました。

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4行目、ポルト・パラディーゾの表記が「PORTO PARADISO」ではなく「PORTA PARADISO」になっているのです。

 

ポルト・パラディーゾの正しい表記が「PORTO PARADISO」であることはディズニーが出している音源でも確認できます。

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また、イタリア語には男性名詞と女性名詞があります。

一般的に語尾が「o」で終わるのは男性名詞、「a」で終わるのは女性名詞です。

 

男性名詞か女性名詞かによって前置詞と定冠詞も変わり、それぞれ「DEL」「DELLA」となります。

石碑に記されている「DEL PORTA PARADISO」は男性と女性が混在していることになり、そもそも文法的におかしいはずなのです。

 

色々深読みしましたが、一周回ってこちらはただ単に「O」と「A」を間違えたのかなという結論でひとまず納得しました。

 

まとめ

ここまで独り言にお付き合いくださった皆さん、ありがとうございます。

 

ということでバックグラウンドストーリーや豆知識が大好きなディズニーオタクの私が感じた東京ディズニーシーの疑問についてのご紹介でした。

 

単なるミスなのか、それとも深いストーリーが隠されているのか。

どちらなのか私には分かりませんが、こうした疑問を追求していく作業は楽しいものです。

 

パークでキャストさんに聞ける機会があったら聞いてみるかもしれません。

それではまた。

 

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