東京ディズニーランドの人気パレード「ドリーミング・アップ!」。
目を見張るほど豪華なキャラクターたちが登場し、ダンスを披露したりあいさつをしたりしてくれます。
あまりにもたくさんのキャラクターが登場するため、中には名前がわからないキャラクターがいるという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はドリーミング・アップ!に登場するキャラクターたちを網羅してご紹介していきます。
ドリーミング・アップ!について
ドリーミング・アップ!は東京ディズニーランドで2018年4月15日から公演されているパレードです。
東京ディズニーリゾート35周年を記念して開催されたイベント「東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration!”」に合わせて始まり、その後も継続して公演されています。
新型コロナウイルスの影響で一時休演していましたが、2021年4月19日から公演を再開しました。
「アップ」と名前がついている通り、パレードの要所要所に浮遊感を感じるような演出(※)が盛り込まれているのが特徴です。
※再開後はソーシャルディスタンスを確保する関係上カットされた演出もあります。
そして、思わず手拍子したくなるような明るくノリのいい楽曲も印象的。
聴けば自然と前向きな気持ちになれるところもディズニーらしさを感じられる一曲になっています。
ドリーミング・アップ!の出演キャラクター
それでは早速ドリーミング・アップ!に登場するキャラクターを見ていきましょう。
ドリーミング・アップ!は大きく5つのユニットから成り立ちます。
- 夢の世界への入口
- 笑顔があふれる楽しい夢の世界
- ロマンティックな夢の世界
- 不思議な夢の世界
- 永遠に続く夢の世界
ユニットごとに楽曲が少しずつ異なるのも醍醐味のひとつですよね。
※本記事に記載している内容は2022年4月時点の様子です。
内容は今後変更になる場合があります。
①夢の世界への入り口
はじめに見えるのは上下に動くゴンドラがついたミッキーのフロートです。
コロナ前はプルートも一緒に乗っていましたね。
こちらのフロートはとにかく豪華。
大きなペガサスやドラゴン、天使や星などがあしらわれまさに「夢の世界への入り口」です。
先頭に立つのはミッキーマウス。
舵を切ってフロートを先導してくれます。
フロートの後に続くのは『三匹の子ぶた』に登場する子ぶたファイファー、フィドラー、プラクティカル、そして狼のビッグ・バッド・ウルフです。
丸い帽子を被っているのが長男のファイファー、水兵帽を被っているのが次男のフィドラー、眉毛がキリッとしているのが三男のプラクティカルです。
ビッグ・バッド・ウルフは大きな耳としっぽ、そして長い舌が特徴です。
②笑顔があふれる楽しい夢の世界
続いて見えてくるのは大きなほうきの形をしたフロートです。
こちらは『ふしぎの国のアリス』がモチーフになっており、マッドハッターが被っている帽子の値札でお馴染みの「10/6」という表記もあります。
乗っているのはグーフィーです。
おとぼけな性格のグーフィーとはちゃめちゃなことが起こるふしぎの国。
何だか共通点があるようにも感じられますね。
フロートの後ろに続くのは『ふしぎの国のアリス』に登場するチェシャ猫、トゥイードル・ディーとトゥイードル・ダム。
チェシャ猫はピンクとすみれ色のしましま模様が特徴的。
作中のイメージ通り陽気で茶目っ気のあるパフォーマンスを披露してくれます。
後に続くトゥイードル・ディーとトゥイードル・ダムは双子で見た目が超ソックリなため、服の襟の刺繍で見分けます。
トゥイードルディーは「Dee」、トゥイードルダムは「Dum」と書いてあります。
ドリーミング・アップ!ではディーが先に歩いています。
そしてその後はまた大きなフロートが続きます。
トランプやバラ、トランプ兵などふしぎの国のアリスの世界観をふんだんに盛り込んだ装飾になっています。
先頭にいるのはもちろんアリスです。
天真爛漫で元気いっぱいな姿を見せてくれます。
フロート後方に乗っているのはマッドハッターと三月うさぎ。
フロート上でも息の合ったコンビネーションを披露してくれます。
後に続くのは同じく『ふしぎの国のアリス』に登場するハートの王とハートの女王、モメラスたち。
大きな王冠を被っているのがハートの王、小さな王冠を被っているのがハートの女王です。
優しい表情の王と怖い顔をしている女王はとても対比的。
その後に続くカラフルなキャラクターがモメラスです。
ドリーミング・アップ!では4匹登場しますが、作中でもまとめて描写されることがほとんどのため、彼らを個体として区別するのは不可能に近そうですね…。
続いて見えてくるのは大きな時計と風車が目を引くこちらのフロート。
フロートの周りにはたくさんのおもちゃがあります。
こちらは『ピノキオ』の世界観を再現したフロートです。
フロートを先導するように前を歩くのがジミニー・クリケットです。
ジミニー・クリケットはピノキオの良心役を務めるコオロギです。
パレード中彼は度々後ろを振り返りますが、その先にいるのがピノキオです。
まさにジミニー・クリケットがピノキオを導いているようです。
その後ろに乗っているのがJ・ワシントン・ファウルフェローとギデオンです。
黄緑色の帽子を被っているのがJ・ワシントン・ファウルフェロー、つぎはぎの服を着ているのがギデオンです。
以前は徒歩で登場していましたが、変更になっていました。
フロート後方で像に乗っているのはゼペット。
ゼペットはピノキオの生みの親で、おもちゃ職人です。
フロートにあるたくさんのおもちゃも、全て彼が作ったものです。
③ロマンティックな夢の世界
続いて見えてくるのはほうきの形をしたフロート。
よく見るとフロートはドレスを身にまとい、王冠を被っています。
フロートに乗っているのはミニーマウス。
続いて『シンデレラ』に登場するネズミのスージーとパーラが歩いてやってきます。
瓜二つの彼女たちですが、青い服を着ているのがスージー、紫色の服を着ているのがパーラです。
可愛らしいパフォーマンスを披露してくれます。
そして見えてくるのはステンドグラスが目を引く豪華なフロート。
ディズニープリンセスたちが乗っているフロートです。
先頭でフロートを先導するのは同じく『シンデレラ』に登場するフェアリー・ゴッドマザーです。
続いて『塔の上のラプンツェル』のラプンツェル、『白雪姫』の白雪姫、『シンデレラ』のシンデレラ、『眠れる森の美女』のオーロラ姫が登場します。
ディズニープリンセスたちが一堂に会するこちらのフロート。
本当に綺麗で思わずうっとりしてしまいます。
特にプリンセス好きにはたまらないフロートですね。
フロートの後に続くのは眠れる森の美女に登場する妖精のメリーウェザー、フォーナ、フローラです。
赤い服がフローラ、緑色の服がフォーナ、青い服がメリーウェザーです。
彼女たちは徒歩ではなく、電動でスイスイと移動します。
④不思議な夢の世界
コロナ前はチップとデールのフロートが登場する場面でしたが、コロナ後はフロートごとカットになっていました。
見えてくるのは大きなフロート。
こちらは『美女と野獣』の世界観を再現しています。
紅茶が空高く舞い上がる不思議な空間にいるのはベル。
パークで出会えるベルは大概プリンセスの格好をしているのですが、こちらでは町娘姿のベルを見ることができます。
フロートにはルミエール、コグスワース、ポット夫人、チップも乗っています。
「ひとりぼっちの晩餐会(Be our guest)」が流れ、まるで作中の晩餐会に参加しているような雰囲気を味わうことができます。
続いて『くまのプーさん』の世界観へ。
乗り物はアルファベットの積み木を模したデザインです。
コロナ前は同様の乗り物が複数続き、ダンサーさんたちも乗っていましたね。
先導を切るのはティガーです。
そして大きなハニーポットを模したフロートが続きます。
フロートの先頭にはカンガルーのルーがちょこんと座っています。
ハニーポットにいるのはプー。
コロナ前はピグレットも一緒に乗っていたのですが、プーさん単体での登場です。
⑤永遠に続く夢の世界
いよいよ最後のユニットに突入です。
見えてくるのはターバンを巻いたほうきと空飛ぶ絨毯がデザインされた『アラジン』モチーフのフロートです。
乗っているのはドナルドダック。
コロナ前はデイジーダックも一緒に乗っていましたが、やはりソーシャルディスタンスを確保するためフロートの相乗りは撤廃されているようです。
フロートの後は徒歩でクラリス、スクルージ・マクダック、マックスが続きます。
クラリスはチップとデールのガールフレンド、スクルージ・マクダックはドナルドの伯父、マックスはグーフィーの息子です。
ディズニーでも度々ショーやパレードに登場するキャラクターたちですね。
そしてやって来るのは一際背の高いこちらのフロート。
『ベイマックス』のベイマックスとヒロが乗っています。
ドリーミング・アップ!再開直後の2021年4月に鑑賞した際はヒロが不在だったのですが、無事に帰ってきてくれました。
フロートに続くのはクララベル・カウとホーレス・ホースカラーです。
『ミッキーの畑仕事』でスクリーンデビューを果たし、その後も数多くの作品にコンビで登場している牛のキャラクターです。
長いまつ毛があるのがクララベル・カウ、首に大きな襟飾りをつけているのがホーレス・ホースカラーです。
続いて『メリー・ポピンズ』に登場するペンギン・ウェイター(ミスター・ペンギンとも)が二匹歩いてきます。
以前はバートと一緒にダンスしていましたね。
息の合ったダンスがとても可愛いです。
ペンギンたちに続いてやってくるのはビッグ・ベンを象った大きなフロートです。
ロンドンを舞台にした『メリー・ポピンズ』と『ピーター・パン』の二作品の世界観を味わうことができます。
フロートの先頭で宙を舞うのはメリー・ポピンズ。
傘を広げて大きく羽ばたく姿はまるで映画そのものです。
そしてフロート後方にいるのはピーター・パンとウェンディ。
コロナ前は二人で手を繋いで空を飛ぶというアクロバットな演出があったのですが、カットされています。
フロートの後ろにキャラクターはおらず、そのままdocomoのスポンサーフロートが続きます。
再開後は一部キャラクターやダンサーさんたちがカットされているため、以前より少し短めでした。
以前のドリーミング・アップ!を知っている方にはちょっと物足りない部分もあるかもしれませんが、コロナ禍にこのような豪華なパレードを実現してくれたことに感謝でいっぱいです。
皆さんもぜひキャラクターの名前を覚えて新しく生まれ変わったドリーミング・アップ!をご堪能あれ。
まとめ
ドリーミング・アップ!の出演キャラクターのご紹介でした。
ご紹介した通りドリーミング・アップ!にはかなり多くのキャラクターたちが出演しており、とても見応えのあるパレードとなっています。
出演キャラクターや演出など以前との変更点はありますが、それでも十分に楽しめる素晴らしいパレードです。
一日一公演(※2021年4月現在)しか行われていないため、鑑賞希望の際は公演時間をしっかりチェックしてくださいね。
それでは、良い夢を。
いってらっしゃい!
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