こんにちは。
ディズニー大好き雨女のほのぷーです。
先日のタワテラ克服方法に引き続き、今回は東京ディズニーシーの最速アトラクションセンター・オブ・ジ・アースの克服法をご紹介します。
センター・オブ・ジ・アースは東京ディズニーシー開園時からある大人気アトラクションです。
地底走行車に乗ってプロメテウス火山の地底を探索するストーリーで、クライマックスでは暗闇の中を急上昇・急降下する絶叫系アトラクションです。
急上昇するときの速度は75km/hで東京ディスニーリゾート最速です。
落下は一度だけですが、このスピード感から「ディズニーシーのアトラクションでいちばん怖い」という人もいます。
「乗ってみたいけど怖くて勇気が出ない」
「一回乗ったけど怖すぎたからもう乗れない…」
「乗りたくないけど友達に誘われている」
とお悩みの方にぜひ読んでいただきたいです。
私も絶叫系が大の苦手だったので、初めて乗ったときは足がガクガクになりました…。
しかし、効果的な克服方法を身につけてからは楽しく乗れるようになりました!
他の遊園地のコースター系アトラクションにも応用可能ですので、克服したいと思っている方はぜひご参考くださいませ。
【関連記事】
▷▷タワー・オブ・テラーの克服方法
▷▷レイジングスピリッツの克服方法
同じ絶叫系でもアトラクションの種類や特性によって克服方法が異なります!
こちらの記事も合わせてご参照くださいませ。
センター・オブ・ジ・アースとは
センター・オブ・ジ・アースは2001年9月4日の東京ディズニーシーグランドオープンと同時にオープンした絶叫系アトラクションです。
世界のディズニーパークの中でもセンター・オブ・ジ・アースがあるのは東京ディズニーシーだけということから、世界中のディズニーファンから人気を集めています。
フランスの小説家ジュール・ベルヌ作『地底旅行』をモチーフに作られ、神秘的な地底世界を探検できるアトラクションです。
↓東京ディズニーリゾート公式の紹介映像はこちら↓
センター・オブ・ジ・アースのストーリー
舞台はプロメテウス火山の地底。
ゲストはネモ船長の研究室がある「溶岩の洞窟」を通り、「テラヴェーター」と呼ばれるエレベーターで地下800mにある「ベース・ステーション」と呼ばれる乗り場へ向かいます。
ここでゲストは地底走行車に乗り込み、地底探検ツアーに出発します。
水晶の洞窟や発光生物のトンネル、巨大キノコの森など奇妙で神秘的な世界をゆっくりと探索しながら進んでいくと、突然「火山活動発生!火山活動発生!」というアナウンスが流れ岩が崩れる轟音とともにツアーの通路が塞がれてしまいます。
地底走行車はネモ船長もまだ到達していない未知の世界に迷い込み、巨大な卵がたくさん産み付けられている洞窟や嵐が吹き荒れる不気味な地底の海へ。
すると突然、目の前に巨大な怪物ラーヴァモンスターが出現!
地底走行車が襲われそうになった直後、プロメテウス火山が大噴火します。
そして地底走行車は火道を急上昇し、噴火口から放り投げられるように落下します。
果たして、ゲストは無事に帰ってくることはできるのでしょうか?
センター・オブ・ジ・アースの概要
そんなセンター・オブ・ジ・アースの基本情報はこちら。
所要時間:約3分
定員:6名
最高斜度:45度
最高速度:75km/h
シングルライダー:なし
ライドショット:なし
ライド時間はおよそ3分ですが、落ちるのはほんの2〜3秒くらいですので、アトラクションの特徴を知ってしっかり対策すれば必ず克服することができます。
身長制限は117cmですので、お子様は小学校1、2年生くらいから乗ることができるでしょう。
絶叫系が好きであれば問題なく乗れると思いますが、途中暗闇や大きな音の演出が入りますので、お子様のお好みや性格に合わせて判断してくださいね。
TDLスプラッシュ・マウンテンとどっちが怖い?
東京ディズニーランドにも、センター・オブ・ジ・アースと系統が似ているアトラクションがあります。
スプラッシュ・マウンテンです。
スプラッシュ・マウンテンはクライマックスで滝壺めがけて大落下することで有名ですが、この落下の角度はセンター・オブ・ジ・アースと同じ斜度45度です。
落下時のそれぞれの特徴をまとめてみました。
【スプラッシュ・マウンテン】
斜度:45度
最高速度:62km/h
落ち方:ゆっくり上昇し、頂上まで登りきってから落下
【センター・オブ・ジ・アース】
斜度:45度
最高速度:75km/h
落ち方:旋回しながら暗闇を急上昇し、そのままの勢いで落下
個人的には、スプラッシュ・マウンテンよりもセンター・オブ・ジ・アースの方が怖いと思います。
その理由は主に3つあります。
- 上昇から猛スピードのため心の準備ができない
- 暗闇のためいつ落ちるのかわからない
- ストーリーが怖い
それでは、ひとつずつ説明していきます。
センターが怖い理由①上昇から猛スピードのため心の準備ができない
スプラッシュ・マウンテンは落下前にゆっくりと坂を上昇していくのでその間に心の準備ができます。
しかし、センター・オブ・ジ・アースは急にライドが猛スピードで走り出し、そのまま落下するため心の準備をする時間がありません。
センターが怖い理由②暗闇のためいつ落ちるのかわからない
スプラッシュ・マウンテンは落下前にライドが屋外に出るため、レールがはっきりと見えます。
夜は多少見えにくくなりますが、照明があるので全く見えないことはないでしょう。
何よりもスプラッシュ・マウンテンは頂上に登り切ってから落下するので、落下のタイミングは分かりやすいです。
一方でセンター・オブ・ジ・アースは暗闇に包まれた屋内を猛スピードで急上昇し、落下するまでスピードは落ちません。
落下直前に一瞬だけ外に出ますが、特に初めて乗る場合や悪天候の日は落下のタイミングが掴みにくいでしょう。
センターが怖い理由③ストーリーが怖い
スプラッシュ・マウンテンはディズニー映画『南部の唄』を原作に作られたアトラクションで、主人公のうさぎどんが「笑いの国」を求めて冒険に出かけるというストーリー。
クライマックスの大落下までは愉快で可愛らしい雰囲気で、ストーリー自体には全く怖い要素がありません。
また乗車時間もおよそ10分と長いため、落下以外は楽しく気軽に乗れるアトラクションです。
しかし、先にご紹介した通りセンター・オブ・ジ・アースは未知の地底を探索しトラブルに見舞われるストーリーです。
暗闇の中で大きな音が鳴ったり、ライドがガタガタと揺れたり、恐怖を煽る演出が盛りだくさんです。
そんな雰囲気の中落下まで一気にストーリーが加速するので、気を緩める暇がありません…。
センター・オブ・ジ・アースを克服する方法
ここまで読んで、「やっぱり怖そう…」と思ったそこのあなた!
特徴を理解して対策すれば、センターも楽しく乗ることができるのでご安心ください!
それでは早速私が実践し克服できた方法をご紹介していきます。
①グループで行く場合は体型が似ている人の隣に座る
センター・オブ・ジ・アースは2人ずつ横並びに乗車するのですが、安全バーは二人でひとつです。
大柄な人と細身の人が一緒に乗ると、大柄な人の体型に合わせてバーを下ろすことになるため、細身の人はお腹まで安全バーが下がらず、お腹とバーの間に隙間ができてしまいます。
ここに隙間ができてしまうと、落下時に身体が浮いてしまうので要注意です。
そのため、3人以上で乗車する場合はなるべく自分と体型が似た人または自分より細身の人と一緒に乗るといいでしょう。
しかし、親子で乗る場合や彼氏と乗る場合はなかなか難しいときもあるでしょう。
そんなときは応急処置として、自分の両足にぬいぐるみを挟むと少しだけ効果があります。
Sサイズダッフィーくらいの大きさだとちょうどいいです。
ぬいぐるみの首あたりを足で挟み、顔を足の間から出してあげる感じです。
あくまでも応急処置ですが、お腹と安全バーの隙間が埋まるので何もしないよりは効果があります。
②深く座って背中を背もたれにしっかりつける
絶叫系が苦手な方は、中でもふわっと内臓が浮く浮遊感(Gとも言われます)が一番の苦手要素という方が多いのではないでしょうか。
センター・オブ・ジ・アースは斜度45度×最高速度75km/hのダブルパンチで、何も対策しなければかなり強いGがかかります。
浮遊感を少なくするために最も重要なのは、空間を作らないことです。
空間があればその分身体が動いたり浮いたりする隙間ができてしまいますので、なるべく空間を少なくしましょう。
そこでまず最初に大切なのが、座り方です。
座席には深く座り、背中をしっかり背もたれにつけましょう。
とは言え、センター・オブ・ジ・アースの座席は奥側が深くなっており、自然と深く座れるようになっているので安心です。
③落下のタイミングをしっかり掴む
予め落下のタイミングが掴めていれば、対策や心の準備がしやすいです。
しかし、初めて乗車する方や久し振りに乗車する方は、落下のタイミングが分からないという方も多いと思います。
そんな方のために、細かく説明していきますのでご安心ください!
ライドはラーヴァモンスターを通り過ぎる頃にスピードを上げて急上昇していきます。
この加速が始まったら、12秒(※)ほどで落下地点に到達します。
ライドが加速し始めたら心の準備をしてください!
加速後は大きく右回りに旋回しながら上昇していきます。
そして加速から10秒(※)ほどで旋回が終わり、ライドが真っ直ぐになります。
ライドが真っ直ぐになったらもうまもなく落下です。
※秒数はあくまで私の経験上の長さです。正確な秒数ではないのでご注意ください。
この辺りで、正面に明るい出口が見えるはずです。
この出口が落下地点です。
「夜乗ったら見えないのでは…?」と不安に思う方もいるかと思いますが、夜でも大丈夫です。
出口付近には白いスモークが出ていますので、夜でも出口を目視できます。
とは言え、昼間(特に晴れている日)の方がわかりやすいですので、不安な方は明るいうちに乗ることをおすすめします。
また、ライドの3列目だと出口が見えにくい場合もありますので、初めて乗車する方は一番前の席に乗せてもらうと安心です。
※後述します。
出口が見えたらいよいよ落下です。
覚悟を決めましょう!
④落下時は手・足・背中・お腹で踏ん張る
落下のタイミングが掴めたら、今度は落下時のポイントを押さえましょう。
出口が見えたらまず手・足・背中にぐっと力を入れます。
手は指を伸ばして手すりに添え、肩から指先までピンと伸ばして踏ん張ります。
指先と肩でそれぞれ反対方向に突っ張るイメージです。
※1列目には手すりが完備されていますが、2列目と3列目には手すりがありません。
2列目・3列目の場合は前の座席の背もたれに手を添えてください。
足は地面と手すり側の壁に斜めに置く形で指先に力を入れます。
姿勢を正した状態で壁まで足が届かなくても、お尻を前に出せば足が届く方はお尻を少し前側に出して座ってみましょう。
それでも壁まで届かない方は、地面にしっかりつけ両足で踏ん張ってくださいね。
そして背中を思いっきり背もたれの方に力をかけて密着させます。
この状態で落下する瞬間にお腹に力を入れると、浮遊感を極限まで減らすことができます。
しかし、腹筋がほぼ全くない方は浮遊感を感じやすい傾向にありますのでご注意くださいませ。
文字だけでは分かりにくいと思いますので、絵に描いてみました。
私はいつもこんな感じで乗っています。
⑤落下時は叫ぶ
ここまで準備したらあとは落ちるだけです。
落下時は思いっきり叫びましょう。
怖くて落下のタイミングで目を瞑ってしまったり、声を出さずに縮こまってしまう方もいらっしゃると思いますが、はっきり言ってこれらは全くの逆効果です。
怖かったらためらわずに叫びましょう。
叫ぶことで緊張がほぐれますし、自然とお腹に力が入ります。
落下はほんの2、3秒です。
叫んでいるうちに落下は終わってしまっているはずです。
番外編 一番前の席に乗せてもらう
実は、センター・オブ・ジ・アースは座席の指定ができることをご存知でしょうか。
乗り場で人数を聞かれる際に希望を言えば、好きな列に乗車することが可能です。
どうしても怖いという方は、1列目に乗せてもらいましょう。
※場合によっては次のライドに回されることもあります。
ジェットコースターは、一般的に後ろの座席の方が怖いと言われています。
特に東京ディズニーランドのビッグ・サンダー・マウンテンのように前後に長いジェットコースターは、前方の車両に引っ張られる形で落下に突入するため、最後尾の座席は引きずり込まれ感や浮遊感が最大になります。
センター・オブ・ジ・アースは3列しかないので上記のような長いジェットコースターほど差はありませんが、やはり1列目より3列目の方が怖いです。
スピードや重力が全く違いますので、怖い方は1列目に乗ることをおすすめします。
「初めての乗車で落下タイミングが見えないと不安」
「とにかく怖いのでなるべく怖くない席に乗りたい」
という方は、ぜひクルーの方に相談してみてはいかがでしょうか。
「一番前の席に乗りたいです」と申告するだけなので、どうしても怖いという方は相談してみるといいでしょう。
センターからの夜景はTDRイチきれい!夜の乗車もおすすめ
私はセンター・オブ・ジ・アースの頂上から見る夜景が東京ディズニーリゾートの中でいちばん綺麗だと思っています。
一瞬ですが、東京ディズニーシーのハーバーを一望できるのでとてもロマンティックで幻想的です。
夜に乗ったことがないという方はぜひ夜に乗ってみてください。
カップルで乗ればロマンティックな雰囲気になるかも…!?
また、これは気持ち的な問題かもしれませんが、私の場合景色を見て「わ〜!きれい〜!」と思っている間に落下が終わっていますので、怖さも半減して一石二鳥です(笑)
特に右側の座席は景色が見えやすいので、見たことがないという方はぜひ右側に乗車してみることをおすすめします!
まとめ
絶叫系が嫌いだった私がセンター・オブ・ジ・アースを楽しく乗れるようになった克服法のご紹介でした。
- グループで行く場合は体型が似ている人の隣に座る
- 深く座って背中を背もたれにしっかりつける
- 落下のタイミングをしっかり掴む
- 落下時は手・足・背中・お腹で踏ん張る
- 落下時は叫ぶ
- 一番前の席に乗せてもらう
苦手な方はぜひ上記の方法を取り入れてみてくださいね。
苦手を克服して乗れるアトラクションが増えるといいですね。
応援しています!
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