究極雨女ほのぷーのディズニー放浪記

イベントはことごとく雨に見舞われる…そんな雨女を極めたほのぷーが、大好きなディズニーについてつらつらと綴ります

究極雨女ほのぷーのディズニー放浪記

【豆知識】蒸気船マークトゥエイン号に隠された夢を壊さないための配慮とは?

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こんにちは。

ディズニー大好き雨女のほのぷーです。


「夢と魔法の王国」をテーマにした東京ディズニーランドと「冒険とイマジネーションの海へ」をテーマにした東京ディズニーシー。

東京ディズニーリゾートは「夢の国」と称されるように、誰もが現実の嫌なことを忘れ楽しめる場所です。


東京ディズニーリゾートではその世界観を守るために、様々な工夫をしています。

視覚面ではパークの端には大きな木を植え、外の世界が見えないようにしています。

また聴覚面では搬入用道路の近くに滝を設置し、車の走行音を聞こえないようにしています。


このような数々の配慮によって私たちゲストはパークを心から満喫することができるのです。


今回は東京ディズニーランドのアトラクション「蒸気船マークトウェイン号」に隠された、夢を壊さないための配慮についてご紹介していきます。

 

蒸気船マークトゥエイン号について

蒸気船マークトウェイン号があるのはアメリカ西部の開拓時代をイメージしたテーマポート:ウエスタンランド。

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ゲストは大きな蒸気船に乗り、アメリカ河を一周する優雅な船旅を体験することができます。


乗車時間はおよそ12分と長く、待ち時間も比較的短いため幅広い世代のゲストが楽しむことができます


マークトウェイン号についてはこちらで詳しくご紹介しています。

アトラクションにまつわる豆知識もまとめてご紹介していますので、ご興味のある方はこちらもあわせてどうぞ。

 

現実世界を遠ざける工夫

それでは早速本題に入っていきます。


ここからは少々現実味のある内容も入ってきます。

閲覧は自己責任にてお願いします。

 

日本の法律とマークトウェイン号

マークトウェイン号は大型船です。

そのため、船舶の所有について定められた「船舶法」に基づいて正式な船舶として千葉県浦安市に船籍登録されています。

 

船舶の情報表示

マークトウェイン号の1階には、船舶にまつわる情報がまとめられた表があります。

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少々現実味のある掲示物ですが、これも日本の船舶として正式に登録されている証なのです。

 

船体に刻まれた日本語

船舶法では船体に船名と船籍港を表記することが義務づけられています。

マークトウェイン号ももちろん、その義務を果たしています。


まずはじめに船名についてです。

船名を見つけるのは簡単です。

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船の前方に白い文字で「マークトウェイン」と書かれています。

文字は小さいですが、肉眼でもはっきりと確認することができます。


ですが、船前方に書かれているのはあくまでも船名だけ。

船籍港は一体どこに書かれているのでしょうか。


その場所はというと、普通にしていてはほぼ気づけないであろう場所。

実は、マークトウェイン号の後ろについている真っ赤な外輪の奥に表記されています。

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何やら文字が書いてありますね。

望遠レンズを使い連写してみると…

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マークトウェイン

浦安市

と書かれています!


表示義務である「浦安市」。

ですが、現実世界である「浦安市」という文字がおおっぴらに書かれてしまってはパークの雰囲気を壊しかねません。

表記場所にこの場所を選んだのは、現実世界をなるべく遠ざけようというディズニーの配慮なのでしょうね。


ちなみに、待合室にある模型にもちゃんと「浦安市」と書かれています。

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こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

 

もうひとつの船着場

続いてご紹介する豆知識はアトラクション乗車中に見ることができるものです。


マークトウェイン号では船長のランドルフ・ノックスと航海士のジェイコブ・ブラッグスの息の合ったガイドを聞きながら、様々な風景を見て回ります。

見所はすべて二人が教えてくれるので安心!

…なのですが、実はそのガイドによって意図的に視線を誘導されている場面があります。


それはアトラクション中盤の開拓者の小屋が燃えているシーン

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「キャプテン!右舷に開拓者の小屋が燃えています!」というセリフを皮切りに、ここからしばらく二人の会話が繰り広げられます。

さらに小屋からはバチバチと炎が燃える音が聞こえ、ゲストは必然的に小屋の方に注目します。


ですが、このとき反対側(進行方向向かって左側)を見てみると…

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進行コースとは別の道があることを確認できます。

さらにその奥には、船着場があります。

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実はこちらの船着場は、マークトウェイン号を格納するための船着場なのです。


Google Mapで見てみるとその全貌がよく分かります。


さらに、この分岐点の近くには信号機が隠されています。

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木にカモフラージュされているのですが、よく見ると緑色の明るい光が確認できます。

この信号機は、もうひとつの船着場へ続く道のための信号だったのです。


マークトウェイン号ではゲストに見せたくないものを隠す手段として、ガイドのアナウンスで視線を誘導する方法を取り入れているのです。

ディズニーらしい粋な配慮ですね。


ちなみに視線の誘導で見せたくないものを隠すという方法は、ウエスタンリバー鉄道でも使われています。

こちらも近日中に別記事でまとめようと思っていますので、ぜひお楽しみに!

 

まとめ

蒸気船マークトウェイン号の夢を壊さないための工夫についてご紹介させていただきました。


小さなこだわりですが、現実世界をなるべく感じさせないように様々な工夫がなされているのですね。


普段は気がつかないようなポイントですが、あえてそういった工夫に目を向けてディズニーのディテールへのこだわりを感じてみるのも楽しいかもしれません。


それでは、良い旅を!


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