東京ディズニーシーにある絶叫系アトラクション「タワー・オブ・テラー」。
アトラクションに付随するストーリーや演出も怖いことから、東京ディズニーリゾート最恐アトラクションとも言われ、人気を集めています。
一方でのどかな田舎町をイメージしたエリア「ケープコッド」は、ダッフィーたちが住む町として人気を集めています。
一見全く雰囲気の異なるふたつですが、実は意外な繋がりがあるのです。
今回はそんなタワー・オブ・テラーとケープコッドの繋がりについて考察してご紹介したいと思います。
タワー・オブ・テラーは2006年にグランドオープンした絶叫系アトラクションです。 そんなタワー・オブ・テラーはかつて、ホテル・ハイタワーというホテルでした。 オーナーを務めていたのは皆さんご存知のハリソン・ハイタワー三世。 ▷▷タワー・オブ・テラーの克服方法はこちらで詳しくご紹介しています。 ディテールまで細かく作り込まれたタワー・オブ・テラー。 それでは早速見ていきましょう。 アトラクション乗車後に通る通路ですが、豪華なホテルとは思えないくらい殺風景ですよね。 実はこちらの廊下はホテル時代、従業員用の裏導線として使われていました。 殺風景なのは、バックステージだからというわけです。 何やら文字が書いてあります。 GRAND BANKS CANNERY FANCY SHREDDED GENUINE CODFISH グランドバンクス・カナリー 本物のタラのファンシーシュレッド 加工されたタラが入っていた木箱のようです。 木箱に描かれていたグランドバンクス・カナリー社。 実は、東京ディズニーシーにグランドバンクス・カナリーの工場が実在していることをご存知ですか? 工場があるのはアメリカンウォーターフロントにある港町ケープコッド。 近年はダッフィーたちの町としても有名ですね。 アメリカ・マサチューセッツ州のニューイングランドに実在する漁村ケープコッドとナンタケット島をモデルにしており、ゆったりとしたBGMが印象的なのどかなエリアです。 ダッフィーやシェリーメイのグリーティングが行われていたり、トランジットスチーマーラインの乗降場所になっていたりする場所ですが、実はこちらの建物がかつてのグランドバンクス・カナリーの工場でした。 グランドバンクス・カナリーは魚の缶詰を作る工場でした。 ケープコッドは漁が盛んだったため、村で獲れた魚を缶詰に加工して出荷していました。 トランジットスチーマーの降り場では缶詰工場の面影を感じられるプロップスがありますので、こちらもぜひ立ち寄ってみてください。 グランドバンクス・カナリーの近くでは様々な木箱を見ることができます。 様々な形や色の箱があり、種類豊富な商品を作っていたことがわかります。 タワー・オブ・テラーの通路にあった木箱に酷似しています。 GRAND BANKS CANNERY COD LIVER OIL グランドバンクス・カナリー タラの肝油 タラの肝油は日本ではあまり馴染みがありませんが、DHA・EPAといったオメガ3系脂肪酸やビタミンが多く含まれており、健康をサポートするためのサプリメントとして有名なんだそうです。 タワー・オブ・テラーがあるのはニューヨークエリアです。 ケープコッドがあるマサチューセッツ州とは300km以上の距離があります。 ニューヨークエリアとケープコッドはパークでは隣り合ったエリアですが、横断する際はぜひそんなことも思い浮かべながら歩いてみてくださいね。 タワー・オブ・テラーとケープコッドの意外な繋がりについてのご紹介でした。 同じテーマポートと言えど、全く雰囲気の異なるふたつのエリア。 みなさんも訪れた際はぜひ木箱を探してみてくださいね。
タワー・オブ・テラーについて
東京ディズニーリゾートで唯一のフリーフォールタイプのアトラクションということで、オープン当初から人気を集めています。
彼は世界中を旅し、美術品や芸術品を強奪しホテルに飾っていました。
その後ハイタワー三世が謎の失踪を遂げたことによりホテルは封鎖されたのですが、現在もホテルだった頃の面影を感じられるポイントが数多く残されています。
タワー・オブ・テラーのバックグラウンドストーリーは東京ディズニーリゾートの中で最も深いとも言われており、アトラクション内のちょっとした小物に目を向けてみると思わぬ発見があり面白いです。
▷▷タワー・オブ・テラーにまつわる豆知識にご興味がある方はぜひこちらもご覧ください。タワー・オブ・テラーとケープコッドの繋がり
今回ご紹介するのは、アトラクションを乗車した後に通る通路にある木箱についてです。アトラクション出口にある木箱
そんな廊下の隅に置いてあるこちらの木箱。
タワー・オブ・テラーの1階にあるオリンピック・レストランや宴会で使われていたのでしょうね。
【関連記事】GRAND BANKS CANNERY
きっとパークに訪れた多くの方が目にしているはずです。ケープコッドの缶詰工場
そんなケープコッドの一角にあるこちらの大きな建物。
「GRAND BANKS CANNERY」と書かれた看板もあります。
▷▷ケープコッドについてはこちらで詳しくご紹介しています。タワー・オブ・テラーと同じ木箱が?
そしてトランジットスチーマーラインの乗り場付近にある木箱に注目してみると…
アメリカンウォーターフロントの舞台である20世紀初頭には、もうそんな技術が発達していたのですね。
ケープコッドの美味しい魚は、距離を超えてたくさんの人々へと届けられていたのでしょう。まとめ
そんなふたつの町の繋がりを感じることができるのは何だかとってもワクワクします。
それでは、よい冒険を!
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