ダッフィーたちの住む町としても名高いケープコッド。
のどかな田舎の港町をイメージしており、ゆったりとしたBGMや情緒溢れる街並みでゲストに癒しを与えてくれます。
そんなケープコッドには、様々なデザインの風見鶏があります。
知らなければ気づかないような細やかなポイントですが、今回はケープコッドの建物にある様々な風見鶏についてご紹介していきます。
ケープコッドの背景に準ずるモチーフになっていたり、ユーモアのあるデザインだったり、知ればケープコッドの魅力をさらに感じていただけると思います。
ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
東京ディズニーシーの左側に広がるテーマポート:アメリカンウォーターフロントにあるエリアのひとつであるケープコッド。 アメリカ・マサチューセッツ州のニューイングランドに実在する漁村ケープコッドとナンタケット島をモデルにしており、のどかな雰囲気が印象的なエリアです。 何気ない英語を読み解いてみると、意外な発見があるかもしれません。 ▷▷バックグラウンドストーリーについて こちらもぜひあわせてご覧くださいませ。 それではここからケープコッドの建物にある風見鶏についてご紹介していきます。 東京ディズニーリゾートでも様々な場所で見ることができます。 ケープコッドの中枢であるタウンホールは、ケープコッドのメインストリートであるピーコッド・ストリートの中央に位置しています。 真っ白で大きな建物が一際目を引きます。 中にあるレストラン「ケープコッド・クックオフ」では、コンテストに参加中の料理をいただくことができます。 それでは、タウンホールの風見鶏を見てみましょう。 建物が高いので、望遠レンズがないと厳しいかもしれません。 タウンホールの風見鶏は、ヨットのデザインです。 村一番の高さであるこの場所にヨットの風見鶏を掲げることで、船員の安全と村の繁栄を願っているかのようです。 方角を示す部分が旗のデザインになっているのも、細やかな演出です。 ケープコッドにはたくさんの旗がありますので、ぜひお気に入りを探してみてください。 パーソンズ・セイル・ロフトは船の帆やハンモックなどの修理を行う工場で、お土産ショップ「アーント・ペグズ・ヴィレッジストア」の隣にあります。 実際はケープコッド・クックオフの一部分になっています。 あまり知られていませんが、ケープコッドとクジラには意外なつながりがあります。 ケープコッドがあるマサチューセッツ州は鯨油を輸出することで大きく繁栄していきました。 パーソンズ・セイル・ロフトは船の帆の修理工場です。 ケープコッドとは切っても切れないクジラを風見鶏のモチーフに用いることで、海員の安全を願っているのかもしれません。 最後の風見鶏があるのは、町の消防署。 ケープコッドに消防署があること自体知らない方も多いのではないでしょうか? 真っ赤な壁と建物前に置かれた大きな消防車が目印です。 …猫ちゃん!? 実は猫の後ろにもネズミがいますが、目の前のネズミに夢中で気づいていません。 そんなネズミから船を守ってくれる猫は、船員や漁村の人々から愛される存在だったのです。 ケープコッドでも猫をモチーフにしたプロップスがあったり、「Cats Paw」という名前のボートが停泊していたり、住人たちに大切にされていたことが伺い知れます。 ケープコッドの建物にある様々なデザインの風見鶏についてのご紹介でした。
ケープコッドについて
穏やかな村というイメージがありますが、実は台風などの災害に悩まされていたり、アメリカ独立戦争にまつわるモニュメントが飾られていたり、実は悲しい過去を抱えている村でもあります。
ケープコッドでは随所にそんな背景を彷彿とさせるプロップスが飾られています。
ケープコッドについて詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
▷▷街並みに隠された豆知識についてケープコッドの風見鶏
風見鶏というのは、建物の屋根についているこちらのことです。タウンホール(村役場)
ここでは現在、ケープコッドの料理コンテストを開催中。
漁村であるケープコッドは、かねてから多くの船が行き交っていました。パーソンズ・セイル・ロフト
こちらの風見鶏のデザインは二頭のクジラです。
クジラから取れる鯨油はかつて、貴重な資源として世界各国で重宝されていました。
その後クジラの減少や石油の登場などの理由で捕鯨は衰退していったのですが、現在もケープコッドはホエールウォッチングができる場所として有名です。
東京ディズニーシーのケープコッドにおいても、住人のペグおばさんは海でクジラに襲われ夫を失っていたり、ダッフィー&フレンズのイベント期間中にクジラのイラストが登場したり、クジラとのつながりを感じられるポイントがいくつか存在します。
▷▷ペグおばさんについてはこちらで詳しくご紹介しています。消防署
消防署はタウンホールにほど近い、こちらの建物です。
こちらにある風見鶏を見てみましょう。
消防署からは全くイメージのつかない、可愛いマスコット的存在の猫がモチーフになっています。
風見鶏をよく見ると、猫がネズミを捕まえようとしているデザインになっています。
ネズミは木材をかじってしまうため、船員にとってとても厄介な存在です。
ケープコッドに訪れた際はぜひ、「猫探し」をしてみては?まとめ
どれも村の生活に関係するものがデザインされており、ケープコッドの魅力をさらに知ることができました。
ダッフィー&フレンズ目的で訪れる方が多いですが、小さなプロップスにも目を向けてみるとまた違ったケープコッドの姿が見えるかもしれません。
それでは、良い旅を!
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