究極雨女ほのぷーのディズニー放浪記

イベントはことごとく雨に見舞われる…そんな雨女を極めたほのぷーが、大好きなディズニーについてつらつらと綴ります

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ハイタワー三世との確執も?石碑から読み解くエンディコットの生き様

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こんにちは。

ディズニー大好き雨女のほのぷーです。

 

東京ディズニーリゾートではアトラクションやショップ、レストランなど至るところにバックグラウンドストーリーが用意されています。

 

もちろんパークのために作られたフィクションなのですが、実話なのではないかと疑ってしまう程よく作り込まれていてとても奥深いです。

 

中でも東京ディズニーリゾートで最もバックグラウンドストーリーが深いと名高いアトラクションが東京ディズニーシーにある「タワー・オブ・テラー」です。

 

今回はそんなタワー・オブ・テラーにまつわる重要人物コーネリアス・エンディコット三世について掘り下げていきたいと思います。

ハイタワー三世との気になる因縁についてもご紹介していきますので、タワー・オブ・テラーファン必見です!

 

ハイタワー三世とエンディコット三世

舞台は20世紀初頭のアメリカをモデルにしたアメリカンウォーターフロント・ニューヨークエリア。

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活気ある街並みと陽気で明るい音楽が印象的なこのエリアには、二人の有名な実業家がいました。

 

一人はアトラクション「タワー・オブ・テラー」に登場する人物としても有名なハリソン・ハイタワー三世

もう一人がコーネリアス・エンディコット三世、今回のお話の主人公です。

 

本編に入る前に、この二人について簡単にご紹介します。

 

ハリソン・ハイタワー三世について

ハリソン・ハイタワー三世はアトラクション「タワー・オブ・テラー」に登場するキーパーソンです。

彼はアトラクションの舞台にもなったホテル・ハイタワーのオーナーでもありました。

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彼はとても傲慢で強欲な人物であり、「欲しいものは力づくでも奪い取る」というスタンスでした。

ホテル・ハイタワーにはそんな彼が世界中を旅して強奪してきた価値のある美術品や骨董品が数多く飾られていました。

 

しかし彼は奇妙な偶像「シリキ・ウトゥンドゥ」を手にした後、不可思議なエレベーター事故によって謎の失踪を遂げます。

 

コーネリアス・エンディコット三世について

コーネリアス・エンディコット三世はニューヨークに拠点を置く海運会社U.S.スチームシップカンパニーのオーナーです。

 

U.S.スチームカンパニーはアメリカンウォーターフロントに停泊中のS.S.コロンビア号を所有する会社でもあります。

 

エンディコットは海運業以外にも新聞社など多くの事業にも手を広げており、ハイタワー三世失踪後はハイタワーが持っていた事業の多くはエンディコットによって吸収されることになりました。

 

二人は犬猿の仲!

ハイタワー三世とエンディコット三世。

二人とも大成功を収めたかのように見えますが、実は二人は子供の頃から犬猿の仲

と言うのも、ハイタワー家とエンディコット家は元々親の代から仲がよくありませんでした。

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そして二人の関係が悪化し始めたのは二人が寄宿学校に通っていた頃でした。

 

ハイタワー三世より2歳下だったエンディコット三世が寄宿学校に入学してくると、ハイタワー三世は執拗ないじめをするようになりました。

いじめがきっかけでハイタワー三世は退学処分となりましたが、以降二人の関係はさらにこじれていきます。

 

やがてエンディコット三世は父の船舶会社を受け継ぎますが、ハイタワー三世も同時に船舶会社を立ち上げており、彼は不正によってエンディコットを陥れるようになります。

そこでエンディコット三世は父が立ち上げた新聞社ニューヨーク・グローブ通信でハイタワー三世の不正を暴いていきます。

 

そして1899年12月31日、ハイタワー三世が失踪。

 

ハイタワー三世が手がけていた事業は次々とエンディコット三世によって吸収されていきます。

ホテル・ハイタワーも取り壊してエンディコット・グランドホテルを建設する計画を立てるものの、今度はホテル・ハイタワーを残存させたい娘のベアトリス・ローズ・エンディコットと対立

 

やがてベアトリスはニューヨーク市保存協会を設立してタワー・オブ・テラーのツアーを開催することに…。

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嫌がらせや不正で散々邪魔をしてきたハイタワー三世の肩を持つ娘(絵の女性)。

エンディコット三世がただただ不憫に思えてなりませんね…。

 

エンディコットにまつわる石碑

ハイタワー三世に酷い目に遭わされ続けながらも、実力と努力で様々な事業を成功させてきたエンディコット三世。

やり方はハイタワー三世とは真逆ですね。

 

ニューヨークエリアにはそんなエンディコットにまつわる石碑が3つあります。

順番に解読していきましょう。

 

大成功を収めたニューヨークグローブ通信

最初にご紹介する石碑はブロードウェイ・ミュージックシアターのすぐ左隣にあるこちらの建物にあります。

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ここは先ほどご紹介したストーリーにも登場した新聞社:ニューヨークグローブ通信のオフィスです。

 

建物に埋め込まれた石碑を見てみましょう。

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THIS CORNERSTONE DEDICATED

NOVEMBER 4, 1883

BY CORNELIUS ENDICOTT, II

PUBLISHER OF THE

NEW YORK GLOBE Telegraph

TO THE LOYAL READERS

OF NEW YORK'S

MOST POPULAR NEWSPAPER

この礎石は1883年11月4日、

ニューヨークグローブ通信のオーナーである

コーネリアス・エンディコット二世より

ニューヨークで最も人気のある新聞紙の忠実な読者に捧げられた

 

エンディコット二世はエンディコット三世の父親です。

ニューヨークグローブ通信は彼の父親が設立した会社だったのですね。

 

石碑に書いてある通り、ニューヨークグローブ通信はニューヨークで一番人気の新聞です。

設立してすぐに人気新聞社へと上り詰めたエンディコット。

 

敏腕さは父親の時代も健在だったのですね。

 

▷▷ニューヨークグローブ通信についてはこちらでご紹介しています。

 

エンディコット二世の野望

続いてはちょっと場所を移動して、S.S.コロンビア号の近くにあるレストラン「ドックサイドダイナー」へ行ってみましょう。

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石碑はレストラン入り口の両隣にあります。

まずは左側にある石碑を見てみましょう。

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IT IS MY FERVENT HOPE THAT

FUTURE GENERATIONS WILL LONG ASSOCIATE

THE ENDICOTT NAME.

NOT MERELY WITH STEEL MILLS,

BUT WITH GROBAL SHIPPING AS WELL.

CORNELIUS ENDICOTT.Ⅱ

1887

「エンディコット」と聞けば誰もが製鉄所、鉄道、そしてグローバルな海運業を連想する、そんな未来を心から願っている。

コーネリアス・エンディコット二世 1887年

 

次々と事業を拡大して行ったエンディコット二世。

彼の夢は様々な分野においてエンディコットの名前が広まることだったのですね。

 

エンディコット一世が掴んだアメリカンドリーム

最後は2つめの石碑と対になるようにレストランの右側に設置された石碑です。

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MY FATHER'S FATHER CAME TO THIS COUNTRY WITH

NOTHING BUT THE DESIRE TO

SUCCEED WHERE OTHER MEN HAD HAILED.

AND SUCCEED HE DID,

BEYOND HIS WILDEST DREAMS.

AMERICA TRULY IS THE LAND OF OPPORTUNITY.

CORNELIUS ENDICOTT. Ⅲ

1909

祖父の周りの人々は次々と失敗したが、自分だけは成功したいという強い願望を持ってこの国にやって来た。

そして、願った以上の成功を収めた。

アメリカは本当にチャンスの国だ。

コーネリアス・エンディコット三世 1909年

 

エンディコット家は元々移民だったのですね。

そしてエンディコット一世は見事、アメリカンドリームを手にして大成功

 

夢を見る心と底知れない野心は、息子や孫にもしっかり受け継がれているようです。

 

現在のニューヨークには欠かせない存在となったエンディコット。

ニューヨークエリアに訪れた際はぜひ彼らのことも思い出してくださいね。

 

▷▷ニューヨークには同じくアメリカンドリームを掴んだ有名なキャラクターがいます。

気になる方はぜひこちらもご覧くださいませ。

 

まとめ

コーネリアス・エンディコット三世にまつわる3つの石碑のご紹介でした。

 

祖父が基盤を作り、父が事業を拡大。

そしてエンディコットの名を様々な分野に広めた彼。

エンディコット家の行く末が楽しみですね。

 

パークでは様々なところでこのような石碑を見ることができます。

そこに記された物語を知ると、見える景色が変わって見えるかもしれません。

 

それでは、よい冒険を!

 

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