究極雨女ほのぷーのディズニー放浪記

イベントはことごとく雨に見舞われる…そんな雨女を極めたほのぷーが、大好きなTDRについて綴ります。豆知識やBGSなど、知れば次回のインパさらに楽しくなるヒントを発信中!

究極雨女ほのぷーのディズニー放浪記

 本サイトはプロモーションが含まれています

【BGS】ジャングルで大成功を収めたサファリ・トレーディング・カンパニーとは?

f:id:honopooh-disney:20220514213457j:image

こんにちは。

ディズニー大好き雨女のほのぷーです。

 

東京ディズニーランドの人気アトラクションジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディションウエスタンリバー鉄道

どちらも大自然の中を探索するアトラクションですが、実はふたつのアトラクションには深いつながりがあります。

 

共通点は「サファリ・トレーディング・カンパニー」という会社が立ち上げた事業であるという点。

もちろんストーリー上の演出で実在する会社ではないのですが、エリアに散りばめられたヒントをもとに読み解いてみると興味深いことがわかりました。

 

今回はそんなサファリ・トレーディング・カンパニーの歩みと共に、駅舎に隠された豆知識をご紹介していきます。

ジャングルクルーズとウエスタンリバー鉄道

ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディションとウエスタンリバー鉄道はいずれも東京ディズニーランドのアドベンチャーランドにあるアトラクションです。

f:id:honopooh-disney:20220514214005j:image

乗り場は同じ建物内にあり、1階がジャングルクルーズ、2階がウエスタンリバー鉄道になっています。

 

ジャングルクルーズは熱帯のジャングルを巡るクルーズツアー、ウエスタンリバー鉄道はジャングルやアメリカ西部を蒸気機関車で巡るツアーとコンセプトも似ています。

 

ふたつのアトラクションを結びつける上でキーポイントになってくるのが「サファリ・トレーディング・カンパニー」という会社の存在です。

 

実はジャングルクルーズもウエスタンリバー鉄道も、サファリ・トレーニング・カンパニーが立ち上げた事業だったのです。

f:id:honopooh-disney:20220514214031j:image

ジャングルで事業を成功させた秘訣とは一体?

早速そのヒントを紐解いていきましょう。

 

サファリ・トレーディング・カンパニーのストーリー

サファリ・トレーディング・カンパニーは20世紀初頭に立ち上げられ、アドベンチャーランドでの交易とカヌーによる物資の運搬を生業にしていました。

f:id:honopooh-disney:20220514214342j:image

程なくして事業が軌道に乗り、サファリ・トレーディング・カンパニーは運搬の手段をカヌーから小型貨物線にグレードアップ。

1927年には「ジャングル・ナビゲーション・カンパニー」という子会社を立ち上げ、さらに事業を拡大させていきました。

 

1930年代に入るとアメリカ大陸を横断する蒸気機関車が近くを通ることになり、ジャングル・ナビゲーション・カンパニーは鉄道事業にも手を広げていきます

 

貨物船ドックの2階に大きな駅舎を建設し、鉄道のレールを敷きました。

熱帯ジャングルで雨が降ることが多かったこの場所では、駅舎を2階に作るというのはとても賢い選択でした。

 

そして、鉄道事業も大成功。

運送の幅が広がり、遠く離れたアフリカやインドとも貿易を行うようになりました。

 

ところが時代の流れもあり船や鉄道による貿易の需要が徐々に減っていき、会社は経営の危機に直面してしまいます。

 

そこで次に始めた事業が、船や鉄道を使った探検ツアーだったのです。

事業はまたまた大当たり!

今もなお、探検ツアーは大人気の模様です。

f:id:honopooh-disney:20220514214535j:image

多ジャンルに手広く事業を展開していったサファリ・トレーディング・カンパニー。

中々の経営手腕ですね。

 

今も残る貿易時代の名残

ジャングルクルーズとウエスタンリバー鉄道は会社存続の窮地を救うきっかけとなったアトラクションだったのですね。

 

ここからはそんなふたつのアトラクションやサファリ・トレーディング・カンパニーにまつわるちょっとした豆知識をご紹介していきます。

 

「サファリ・トレーディング・カンパニー」というショップがあった

アドベンチャーランドにはかつて、「サファリ・トレーディング・カンパニー」というお土産ショップがありました。

一点物の工芸品や民芸品、手作りの楽器などちょっと珍しい商品を販売しており、他のショップとは一味違った雰囲気のお店でした。

 

お店は2015年5月に閉店してしまったのですが、今現在もお店の面影を感じられるものがあります。

それが、ジャングルクルーズのある建物の壁に描かれているこちら。

f:id:honopooh-disney:20220514214723j:image

New Goods from AFRICA, INDIA, CEYLON, PERSIA, and other Ports of Call

Just Arrived

SAFARI TRADING COMPANY

Adventureland.

Tokyo Disneyland

See our Selection of RARE and UNUSUAL treasures

Open Daily

アフリカ、インド、セイロン、ペルシア、その他の寄港地からの新商品を入荷しました

サファリ・トレーディング・カンパニー

東京ディズニーランド・アドベンチャーランドにて

希少で珍しいお宝の数々をぜひご覧ください

毎日営業

こちらの壁画は、お店の案内だったのです。

お店が閉店した今となっては、ショップの名残を感じられる貴重なプロップスと言えるでしょう。

 

貿易で築いたつながり?

ウエスタンリバー鉄道のQライン(待ち列)には、「Telegraph Office(電報局)」という札がかけられた小さなブースがあります。

f:id:honopooh-disney:20220514214950j:image

ここは電報局兼チケット売り場であり、また工芸品や食料品などを販売する売店でもあります。

 

中を覗いてみるとフルーツや缶詰、ドリンクなどの食料品がたくさん置いてあります。

f:id:honopooh-disney:20220514215043j:image

さらにブースの奥側には綺麗な浮き玉や手編みのカゴ、珍しい民族楽器といった工芸品や民芸品もあります。

f:id:honopooh-disney:20220514215129j:image

これらはサファリ・トレーディング・カンパニーが貿易を行なっていた時代に築き上げた貿易先から仕入れたものかもしれませんね。

 

中々珍しいものがコレクションされていますので、ウエスタンリバー鉄道に乗車する際はぜひ覗いてみてくださいね。

 

まとめ

サファリ・トレーディング・カンパニーのバックグラウンドストーリーのご紹介でした。

 

今回はジャングルクルーズとウエスタンリバー鉄道についてご紹介しましたが、東京ディズニーリゾートでは複数のアトラクションが物語によってつながっていることがあります。

 

何気ないプロップスに目を向けると、意外なつながりを発見できるかもしれませんよ。

 

アトラクションに乗車する際はぜひ物語や背景にも目を向けてみてくださいね。

それでは、良い冒険を!

 

【おすすめ記事】

'