こんにちは。
ディズニー大好き雨女のほのぷーです。
東京ディズニーランドでミッキーに会える場所といえば、トゥーンタウンにあるミッキーの家とミートミッキーです。
ミッキーの家にはグリーティングのために行くという方がほとんどだと思いますが、Qライン(待ち列)の内装が非常に凝っていてとても見応えがあります。
今回はそんな魅力がギッシリ詰まったQラインに沿ってミッキーの家を徹底解説していきます。
映画とのつながりを感じるプロップスや面白い仕掛けなど盛りだくさんな内容でお届けしますので、ぜひ次回のインパ前の予習としてお役立てくださいませ。
ミッキーの家とミート・ミッキーについて
ミッキーの家とミート・ミッキーは東京ディズニーランドのトゥーンタウンにあるグリーティング施設です。
名前の通り舞台はミッキーの家で、ミッキーは家の裏にあるムービーバーンで映画の撮影中。
その合間にゲストとの写真撮影に応じてくれているのです。
さすがミッキー、サービス精神旺盛ですね!
グリーティングの衣装は4パターンあり、ミッキーの主演作『蒸気船ウィリー』『ファンタジア』『ミッキーの大演奏会』『ミッキーの夢物語』の中からランダムになっています。
どのミッキーに会えるかは行ってみてのお楽しみ。
こういった工夫もリピーターが絶えない所以のひとつかもしれませんね。
ミッキーの家に隠されたプロップスを徹底解説!
それでは早速、ミッキーの家を詳しく見ていきましょう。
ミッキーの家があるのはトゥーンタウンの右側に広がるキャラクターたちの居住区:ミッキーアベニュー。
鮮やかな黄色の壁が目を引くこちらの建物がミッキーの家です。
玄関前にあるポストはミッキーの顔がデザインされています。
こちらのポストはミニーの家の前にあるものとおそろいです。
玄関
それではミッキーの家にお邪魔します。
スルーしてしまいがちな玄関ですが、ドアの窓や玄関マットがミッキーシェイプになっているのでお見逃しなく。
家の中に入るとまず見えるのは左側の鏡付きの棚。
新聞や手紙が無造作に置かれています。
そして正面には2階へ続く階段があります。
ベビーフェンスにはミッキーの愛犬プルートが突き破った形跡が…。
私たちゲストが入れるのは1階のみなので、2階がどんな風になっているのかとても気になりますね。
階段の壁には額が飾ってあります。
ミッキーの思い出の写真などが飾られているのですが、その中にミッキーの生みの親であるウォルト・ディズニーとミッキーの2ショット写真があります。
ウォルトとミッキーの愛が感じられる素敵な写真ですね。
さらに階段下を見てみると…。
階段下収納には溢れんばかりに物が詰め込まれています。
ラケットやラグビーボール、釣竿などがありますね。
ミッキーは多忙すぎて片付ける暇もないのでしょうか。
リビング
それではお部屋に入ってみましょう。
まずは大きな暖炉があるリビングです。
リビングに入って真っ先に目に入るこちらの顔がついた赤いものはラジオです。
陽気でヘンテコなラジオ:WACKY RADIOが聞こえてきます。
紫色のソファはいつもミッキーが座っているものでしょうか?
サイドテーブルには赤い車の模型がありますが、これはミッキーの愛車です。
ミッキーの家の前で実物を見ることができますよ。
ソファの奥にある棚には本や写真などが置いてあります。
こちらのミニーとの愛らしい写真は、ミニーの家にあるものとお揃いです。
二人のお気に入りの写真なのでしょうね。
そして棚の中には大きな鍵が3つあります。
こちらは他の国にあるミッキーの家の鍵。
緑色がディズニーランド(アナハイム)、青色がディズニーランド・パリ、黄色がウォルト・ディズニー・ワールド(フロリダ)です。
鍵のタグにはそれぞれ場所が書いてあるので、ぜひお近くで見てみてくださいね。
暖炉の奥の壁には小さなボトルシップが飾ってあります。
一見分かりにくいのですが、実はミッキーのデビュー作である『蒸気船ウィリー』の蒸気船がデザインされています。
グッズ化してほしいくらい可愛いです。
少し先へ進むとデスクがあります。
デスクのメモには何が書かれているのかというと…。
らくがきでした(笑)
ミニーやチーズの絵、まるばつゲームで遊んだ形跡があります。
デスク横の壁にはコルクボードがあります。
ミニーとグーフィーからのメッセージがありますね。
他にも英語で書かれているものがいくつかありますが、結婚式の招待状や歯医者の定期検診のお知らせなどが貼ってあります。
▷▷コルクボードについてはこちらでご紹介しています。
そしてここで注目していただきたいのがデスク上にある今日のTo Doリスト。
せっかくなのでご紹介しましょう。
- あさ5じにおきる
- マウササイズをする
- プルートとあそぶ
- あさごはんをたべる
- にわに水をやる
- ミニーにでんわする❤︎❤︎❤︎
- あさ7じまでにムービーバーンにはいる
- ムービーバーンをあけてゲストをむかえる
なんとミッキーは朝5時起き。
映画の撮影やゲストとのグリーティングで大忙しのようですね。
そんな中でもミニーやプルートとの時間を大切にしていることがうかがえ、ほっこりします。
ミニーとの電話はよっぽど楽しみなのか、ハートマークが3つも描かれていますね。
ちなみに、ミニーの家にあるTo Doリストには「ミッキーにでんわする」という項目がありますよ。
コレクションルーム
続いてのお部屋はミッキーの大切なコレクションがあるコレクションルームです。
こちらにはミッキーが子供の頃の写真やお気に入りのおもちゃ、トロフィーなど様々なものが飾られています。
ウォルトとの写真もあります。
ここではご紹介しきれないほどたくさんのコレクションが飾られているので、ぜひ現地でゆっくりお確かめください。
奥に進むとオルガンがあります。
オルガンが奏でる曲は「ミッキーマウスマーチ」です。
シリンダーのピンはミッキーシェイプになっているのですが、その中に隠れグーフィーがいるので探してみてくださいね。
オルガンの上に置かれたメトロノームはおもりが隠れミッキーになっていて可愛いです。
暖炉の部屋
次のお部屋には再び暖炉があります。
ちょっとしたくつろぎスペースのようになっており、テレビがつけっぱなしになっていたりプルートのベッドや餌入れがあったりと生活感が感じられます。
餌入れは少し潰れてしまっています。
暖炉の傍には新聞が置いてあります。
新聞の名前は「TOON REORTER(トゥーン・レポーター)」。
トゥーンタウンの住人たちが読んでいる新聞のようですね。
記事内容はミッキーの家がゲストに公開されたという内容になっています。
壁にはダーツがあります。
ミッキーが遊んだのでしょうか?
コントロールはあまりよくなさそうですね(笑)
ランドリールーム
暖炉の奥はランドリールームへと続いています。
ミッキーの家ではこんなプライベート空間も覗くことができます!
一際目立つのはガタガタと音を立てて回っている洗濯機。
中を見るとミッキーの赤いパンツやグローブが洗濯されているのがわかります。
洗濯機の横のランドリーボックスにはあふれんばかりの衣類があります。
映画の撮影などでたくさんの衣装を着るため、洗濯物も膨大な量になってしまっているようですね。
そして壁を見てみると何やら見覚えのあるものが…。
先ほどの暖炉の部屋にあったダーツの矢です。
コントロールが悪すぎてこんなところまで飛んできてしまったようです(笑)
奥には掃除用品や物干しスペースもあります。
かなりたくさんの種類の掃除用品がありますが、家の掃除もすべてミッキーが行なっているのでしょうか?
物干しスペースにはTシャツやタオルなど様々なものがかけられていますが、その中に「TOONTOWN HOTEL(トゥーンタウン・ホテル)」というのものあります。
トゥーンタウンにホテルがあったとは驚きです。
泊まってみたいような、少しおっかないような…?
棚にはミッキーがホーキ屋さんに宛てて書いた伝言が貼ってあります。
ほうきが登場する映画といえば『ファンタジア』です。
ミッキーは現在ファンタジアの撮影をしているようですね。
裏庭
続いて裏庭です。
裏庭ではミッキーが育てている植物や野菜を見ることができます。
裏庭の入り口には園芸用の手袋とエプロンがかかっています。
今日のTo Doリストに「にわに水をやる」と書いてあったので、今朝も使った手袋なのでしょうね。
「PLUTO」の表札がかけられたこちらはプルートの小屋。
餌入れはやはり潰れてしまっています。
こちらは見事な家庭菜園です。
ミッキーは畑でトウモロコシやキャベツなど様々な野菜を育てています。
ですが、にんじんだけ育てても育てても畑にいる野菜泥棒に食べられてしまいます。
野菜泥棒はたまにひょっこり顔を出すので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
ムービーバーン
いよいよミッキーが映画を撮影しているムービーバーンです。
ムービーバーンでは撮影につかう小道具や衣装など貴重なものを見ることができます。
入り口にはこのような看板があります。
「CLOSED SET(入らないで)」の上から手書きで「IT’S OK, COME ON IN!(大丈夫、おいで!)」と書いてあります。
この文字を書いたのも、もちろんミッキーです。
ムービーバーンで最初に通るのは様々な小道具が収納された納屋のようなスペース。
棚にはメガネや目覚まし時計、太鼓やトライアングルなど撮影に使う小道具がズラリと並んでいます。
こちらのスペースは納屋を改装して作ったため、その名残りで藁が置いてあります。
中にはこのようなものも。
『ファンタジア』に登場するほうきと『蒸気船ウィリー』に登場する舵です。
ほうきは今にも動き出しそうな雰囲気すら感じます。
小道具は他にもたくさんあるのでぜひじっくり見てみてくださいね。
こちらは鶏小屋。
パーク内の料理で度々見られる黄身がミッキー型になっている卵は、彼らが産んだ卵なんだとか。
そして鶏小屋の脇を見てみると衝撃的なものが。
映画のフィルムが積み上げられています。
いずれもミッキーが出演した映画です。
- The Gallopin’ Gaucho(ギャロッピン・ガウチョ)
- The Barn Dance(バーン・ダンス)
- Plane Crazy(飛行機狂プレーン・クレイジー)
- Mickey’s Choo-Choo(ミッキーの汽車旅行)
- Haunted House(お化け屋敷)
撮影が終わった大切なフィルムなのですから、もう少し丁重に扱ってもらいたいですね(笑)
鶏小屋の隣には12星座が描かれた鏡があります。
たまに鏡の中にミッキーの顔が浮かび上がるので、ぜひ足を止めて見てみてくださいね。
続いては衣装部屋です。
『ミッキーの大演奏会 』のコスチュームやミニーのワンピースなどがかけられています。
こちらは『ファンタジア』の帽子ですね。
衣装部屋を抜けると舞台背景の制作スペースがあります。
綺麗な森の背景を真っ赤なペンキで塗りつぶすという独特で奇抜な芸術性を持っているのは一体誰…?
正解はドナルドです。
「DUCK at WORK(アヒルが仕事中)」の看板、ドナルドの足跡、そしてドナルドのイラストが描かれたダック・ボーイという銘柄のペンキがそれを物語っています。
ペンキには隠れミッキーもいますよ。
作業スペースの次のお部屋には楽器が山積みになった不思議な車があります。
はちゃめちゃな楽器たちは『ミッキーの大演奏会』に通じるものがありますが、撮影に使ったものなのでしょうか。
車のナンバーは「MU-6-4U」。
ナンバーにも意味が込められています。
数字を英語に変換するとMU-six-four-Uとなり、Music for you(あなたに音楽を)という意味になるのです。
素敵な当て字ですね。
少し進むと壁にはメッセージ入りのカチンコがあります。
グリーティング場所まであと少しです。
続いてのお部屋は映写室。
スクリーンではミッキーの主演作が流れています。
映写機を回しているのはグーフィーとドナルドです。
二人の賑やかな話し声が聞こえてきます。
そして廊下を抜けたらいよいよミッキーとご対面!
ミッキーは『蒸気船ウィリー』『ファンタジア』『ミッキーの大演奏会』『ミッキーの夢物語』4作品のうちのいずれかの衣装で登場します。
どの衣装に当たるかは行ってみてのお楽しみ。
衣装に合わせて舞台背景も変わるので、背景や装飾小物にも目を向けてみてくださいね。
出口
グリーティング後に通る廊下には映画のポスターが貼ってあります。
『Mickey's Revue(ミッキーのレビュー)』や『Tugboat Mickey(ミッキーの船長さん)』など、いずれもミッキーをはじめとするディズニーの仲間たちが出演している映画です。
そしてさらに進み建物の外へ出る直前のエリアには撮影に使うであろう工具や備品が陳列してあります。
スパナやノコギリ、ペンキやホースなどがあります。
通路右側にはゴミ箱があります。
ゴミ箱の分別は「CANS(缶)」「GLASS(ガラス)」「GLOVES(グローブ)」。
缶とガラスは分かりますが、グローブの分別は中々見ないのである種レアですね。
先に通ったランドリールームでは洗濯機の中にグローブがあったので、使い捨てとまでは行かなくとも高頻度で取り替えているようです。
さすがミッキー、身だしなみには気を遣っているのですね。
それにしてもあふれんばかりのゴミ箱は早く回収した方がいいと思いますが(笑)
家の周り
ミッキーの家の見学ツアーは以上ですが、実は家の周りにも注目していただきたいプロップスがたくさんあります。
まずは真っ赤なカラーリングが目を引くこちらの車。
こちらはミッキーの愛車。
ナンバープレートは「MICKEY 1」です。
リビングにあった模型と同じデザインですね。
さらに地面にはタイヤ痕がついているのですが、ミッキー柄になっています。
こんなにも大量に隠れミッキーがあるとは驚きですね。
さらに綺麗に手入れされた正面の庭にはミッキーとプルートのトピアリーがあります。
こちらもお見逃しなく。
ミッキーの家はここではご紹介しきれない程たくさんの魅力が詰まった素敵な空間です。
ミッキーに会いに行く際はぜひお家見学もじっくりしてみてくださいね。
まとめ
ミッキーの家とミート・ミッキーの建物内のご紹介でした。
ご紹介したいプロップスが多すぎて長くなってしまいましたが、お楽しみいただけましたか?
ミッキーの家には他にも細かい演出や小物がたくさんあります。
グリーティングの待ち時間はぜひそんなところに目を向けてみてくださいね。
それでは、良い旅を!
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