こんにちは。
ディズニー大好き雨女のほのぷーです。
今回の豆知識は東京ディズニーシーの玄関口・メディテレーニアンハーバーにまつわるお話です。
皆さんは、メディテレーニアンハーバーのとあるエリアの壁に「不思議な顔」が刻まれていることをご存知でしょうか?
その正体について考察してみると、意外な理由が明らかになりました。
バックグラウンドストーリーやパークの豆知識がお好きな方にはお楽しみいただける内容になっていると思いますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
メディテレーニアンハーバーについて
メディテレーニアンハーバーは東京ディズニーシーに入園して最初に通るテーマポートです。
20世紀初頭の地中海に面した南ヨーロッパの港町がモデルとなっており、まるで海外のようなおしゃれな雰囲気が魅力的な場所です。
そんなメディテレーニアンハーバーは大きく4つのエリアに分けることができます。
- プラザ
- ポルト・パラディーゾ
- パラッツォ・カナル
- エクスプローラーズ・ランディング
同じテーマポートの中でもそれぞれBGMや建造物の雰囲気が異なるので、お散歩をしているだけでとても楽しめます。
中でも今回はポルト・パラディーゾエリアにある「不思議な顔」についてご紹介していきます。
壁に刻まれた怪しい顔について
メディテレーニアンハーバーのポルト・パラディーゾエリアには壁に怪しい顔が刻まれている場所があります。
例えば、こんなの。
目は上を向き、口はひん曲がっています。
にらめっこをしているのかと思うほど変な顔です(笑)
他にはこんな顔も…。
こ、こわっ!
一体なぜこのような顔が刻まれているのでしょうか?
怖い顔はイタリアの文化を再現している
先にご紹介した通り、メディテレーニアンハーバーは南ヨーロッパが舞台となっています。
中でも怖い顔のあるポルト・パラディーゾはイタリアの北西部に実在する港町ポルトフィーノがモデルです。
入江の形や建物の様式、船が停泊している様子やパラソルや軒先の屋根までそっくりですね。
イタリアでは、鐘楼(寺院で釣鐘が設置してある堂のこと)などの入り口に怖い顔を置くという文化があります。
これは、鐘楼に悪魔が憑かないようにするため。
恐ろしい悪魔に対抗するために、怖い顔をしているのです。
ポルト・パラディーゾの壁に刻まれた顔も、この文化に倣って再現されたものだったのです。
この場所にある理由
顔がある場所の近くには、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタのチャペルがあります。
鐘があるところがチャペルです。
つまり、この怖い顔たちはミラコスタのチャペルで結婚式を挙げる新郎新婦たちを悪魔から守ってくれているのです!
ちなみに本場ポルトフィーノは高級リゾート地であり、セレブたちの別荘や高級ホテルが数多く立ち並んでいます。
そしてポルトフィーノのホテルでは数多くの有名人が結婚式を挙げています。
東京ディズニーシーに隣接するホテルミラコスタでの結婚式は、ディズニーウェディングというだけでなく、本場のリゾート地にいるような特別感を味わうことができること間違いなしですね!
ちなみに壁の顔は本記事でご紹介したもの以外にも隠されているので、ポルト・パラディーゾに訪れた際はぜひ顔探しをしながらお散歩してみてください。
まとめ
メディテレーニアンハーバーに隠された不思議な顔についてのご紹介でした。
テーマポートの文化を忠実に再現している東京ディズニーリゾート。
このような細やかなところまでこだわりが隠されているとは驚きですね。
メディテレーニアンハーバーは他にもたくさんのプロップスや小さなこだわりが隠されているので、建物や装飾にも目を向けてみると新たな発見があるかもしれません。
それでは、行ってらっしゃい!
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