こんにちは。
ディズニー大好き雨女のほのぷーです。
東京ディズニーシーの人気絶叫系アトラクション「センター・オブ・ジ・アース」。
最高速度は75km/hで、東京ディズニーリゾート最速を誇ります。
そんなセンター・オブ・ジ・アースのクライマックスで遭遇する大きな怪物が一体何物なのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は乗車中に見られるヒントとQライン(待ち列)にあるネモ船長の手記を踏まえ、その正体について探ってみました。
恐ろしい怪物の正体は?そしてなぜ怒ったのか?
ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
センター・オブ・ジ・アースについて
センター・オブ・ジ・アースは東京ディズニーシー開業当初から根強い人気を集めるアトラクションです。
アトラクションの醍醐味はなんと言ってもクライマックスの急上昇からの急降下。
上昇時の最高速度は75km/hで東京ディズニーリゾート最速を誇ります。
世界のディズニーパークでセンター・オブ・ジ・アースがあるのは東京ディズニーシーだけということもあり、世界中のディズニーファンから愛されています。
フランスの小説家ジュール・ベルヌ作『地底旅行』をモチーフに作られており、美しい地底世界の探検できるアトラクションです。
本題に入る前に、簡単にアトラクションのストーリーをおさらいしておきましょう。
舞台はプロメテウス火山の地底。
ここではネモ船長をはじめとするクルーたちが地底世界を巡るツアーを開催しています。
ゲストは地底走行車に乗って地底世界へ。
水晶の洞窟や発光生物のトンネル、巨大キノコの森など奇妙かつ神秘的な世界を探索していると、突然「火山活動発生!」というアナウンスが流れ岩が崩れる轟音とともにツアーの道を外れてしまいます。
地底走行車はネモ船長も到達していない未知の世界に迷い込み、巨大な怪物ラーヴァモンスターに遭遇!
襲われそうになったその瞬間、プロメテウス火山が噴火します。
地底走行車は火道を急上昇し、噴火口から放り投げられるように落下した後運良くツアー終着点へ戻って来ることができました。
ラーヴァモンスターについて
さて、それではここから謎の怪物についてご紹介していきたいと思います。
怪物の名前について
アトラクションのクライマックスで遭遇する怪物の名前は「Lava Monster」。
読み方はラーヴァモンスター、ラヴァモンスター、ラーバモンスターと人によってまちまちですが、公式から発表されているものではないので好きなように読んでいいと思います。
私は普段ラーヴァモンスターと呼んでいるので、本記事では「ラーヴァモンスター」表記で統一させていただきます。
Lava Monsterは直訳すると溶岩の怪物という意味です。
確かに溶岩のようにゴツゴツした身体が特徴的ですね。
怪物は一匹だけでない?
アトラクションでラーヴァモンスターに遭遇するのはクライマックス、地底走行車が急上昇する直前です。
向かって右側で大きな身体を動かし、緑の目を光らせて威嚇してきます。
しかし、実はラーヴァモンスターはあの一匹だけではないのです。
アトラクション内では他にもう一箇所、ラーヴァモンスターが見られる場所があります。
その場所は「火山活動発生!」というアナウンスの後、雷が鳴った直後。
左側の壁にラーヴァモンスターの影が現れます。
一瞬で通り過ぎてしまいますが、あの特徴的な形をしっかりと目視することができます。
さらに影を通過した直後には、奇妙な鳴き声と轟音が天井を這って右側に移動していくように聞こえるのです。
ディズニーらしい細やかな演出ですが、皆さんご存じでしたか?
ちなみにこの場所に訪れる前に不気味な卵が転がっているエリアを通過しますが、それらはラーヴァモンスターの卵なんですよ。
ラーヴァモンスターが怒った理由
さて、クライマックスで遭遇するラーヴァモンスターのお話に戻ります。
ラーヴァモンスターは物凄い剣幕で襲いかかってこようとしますが、一体何に怒っているのでしょうか。
実はここで遭遇するラーヴァモンスターはあの卵を産んだお母さん。
私たちゲストが卵の巣窟に侵入してきたことに怒り、子供たちを守るために襲い掛かろうとしてくるのです。
ラーヴァモンスターの左奥には大破した地底走行車があります。
私たちより前を走っていた地底走行車はラーヴァモンスターの餌食になってしまったようです…。
ネモ船長の考察
そんな恐ろしいラーヴァモンスターですが、地底世界を発見したネモ船長はその全容を知っていたのでしょうか?
アトラクションのQラインで見られるネモ船長の研究室に興味深いものがありました。
こちらは卵の化石のようです。
ネモ船長が地底世界から持ち帰ってきました。
近くにはこのような手記があります。
こちらももちろんネモ船長が書いたもの。
内容を解読してみましょう。
まずは左側から。
Uncovered while drilling for
fresh water reservoirs these
fossilized egg fragments.
Purport to represent
a monster ous creature;
Perhaps a here tofore undiscovered
branch of evolution.
Yet it is prepos terous to think
such a creature could possibly still exist.
Nemo 09 October
淡水湖を掘削中にこの化石化した卵の破片を発見した。
怪物のような生き物かもしれない。
だとしたら今までにない進化の形態だろう。
しかし、そのような生き物が未だに生存している可能性があると考えるのはいくらなんでも無理がある。
ネモ 10月9日
続いて右側のページも読んでみます。
Having sailed my Nautilus
across more oceans
than any ship captain in history,
I am no stranger to the wild rantings
of crewmembers suffering
from over-active imaginations.
Yet even I find myself ruminating
as to the behemoth that produced
so mighty an embryo.
Nemo
私はノーチラス号で歴史上のどんな船乗りよりも多くの海を旅してきた。
だからクルーたちの発想力豊かで大げさな主張は聞き慣れている。
だがしかし、そんな私でさえも巨大な卵を産み出した怪物について考えてしまう。
ネモ
卵の化石を研究し、怪物のようなものが生き物がいるのではないかと考えたネモ船長。
ですが今現在もそのような生き物がいるということを肯定し切れずにいるようです。
一方でクルーたちは信じている様子ですね。
手記にはラーヴァモンスターの赤ちゃんの予想図が描かれています。
これがあの巨大な怪物になるなんて…。
怪物の存在が露出しない理由
センター・オブ・ジ・アースに乗車したことがある方であれば誰もが知る怪物の存在ですが、実は公式からは何も名言されておらず、メディアへの露出もありません。
公式サイトやガイドブックなどを見てもラーヴァモンスターの写真は一切載っていません。
公式YouTubeも然り。
※センター・オブ・ジ・アースは乗車中の撮影が禁止なので、ネット上に出ている写真や動画は実は全て違法です…。
それは一体なぜなのでしょうか。
ラーヴァモンスターは運悪くツアーのコースを外れてしまったことによって偶然遭遇することになります。
つまり、地底世界のツアーを提供する側としてはあのような危険な出来事に巻き込まれるとは端から思っていないということ。
その証拠に、クルーさんにラーヴァモンスターについて聞いてみると「本当ですか!?私も見てみたいです」「私はいるって信じてます」というような回答をいただけました。
本来見られないはずだった世界を探検できるなんて、私たちはツイていますね。
▷▷コースを外れた理由についてはこちらでご紹介しています。
まとめ
センター・オブ・ジ・アースに登場する謎の怪物ラーヴァ・モンスターのご紹介でした。
ネモ船長ですら知らないラーヴァモンスターのあの姿。
ラーヴァモンスターに関しては私たちの方がちょっぴり物知りかもしれませんね。
センター・オブ・ジ・アースに乗車する際はそんなことも念頭に置いてみると物語の味わいがより深く感じられるかもしれません。
そしてぜひラーヴァモンスターの影探しにもチャレンジしてみてくださいね。
それでは、良い冒険を!
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