究極雨女ほのぷーのディズニー放浪記

イベントはことごとく雨に見舞われる…そんな雨女を極めたほのぷーが、大好きなTDRについて綴ります。豆知識やBGSなど、知れば次回のインパさらに楽しくなるヒントを発信中!

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【TDS】ブロードウェイ・ミュージックシアターに隠された細かすぎる豆知識

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こんにちは。

ディズニー大好き雨女のほのぷーです。

 

東京ディズニーシー屈指の本格的な屋外シアターと言えば、「ブロードウェイ・ミュージックシアター」です。

2022年4月現在「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~」の公演が行われています。

 

本場アメリカのブロードウェイさながらの豪華な建物と雰囲気、そして圧巻のパフォーマンスを存分に堪能できることで人気を集めているスポットです。

 

今回はそんなブロードウェイ・ミュージックシアターの外観に隠された豆知識をご紹介していきたいと思います。

知れば今まで以上に本場の空気を感じられるかも?

ブロードウェイ・ミュージックシアターについて

東京ディズニーシーの左側に広がるテーマポート:アメリカンウォーターフロント。

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20世紀初頭のアメリカを舞台にしており、当時の街並みや流行、芸術などを体感することができます。

 

中でも一際にぎわいを見せるのがアメリカンウォーターフロント中心に広がるニューヨークエリアです。

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レストランやお土産ショップが建ち並び、お散歩やお買い物にピッタリな場所ですよね。

 

ブロードウェイ・ミュージックシアターはそんなニューヨークエリアで一番のメインストリートであるブロードウェイに面しています。

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建物内は本格的な屋内シアターとなっており、「アンコール!」「ビッグバンドビート」を経て2022年4月現在は「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~(※)」を公演中です。

※ビッグバンドビートのコロナ禍ver。

 

1階席と2階席があり、座席数は1,500席を有します。

 

BMTに隠された細かすぎるストーリー

それでは早速ブロードウェイ・ミュージックシアターの建物に隠された豆知識をご紹介していきたいと思います。

 

石像について

建物の外観のモチーフになったのは本場ブロードウェイに実在するニュー・アムステルダム劇場

ですが所々に東京ディズニーシーオリジナルの要素が加えられており、街の雰囲気とも合致するよう工夫されています。

 

ポセイドンとマーメイド

建物の中央上部には大きな石像があります。

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まるで街行く人々を見下ろしているようです。

こちらの石像はギリシア神話の海神ポセイドンです。

 

左手にトライデントを持っているその姿は、『リトル・マーメイド』のトリトン王に通じるものがあります。

 

そしてポセイドンの右斜め下と左斜め下にはふたつのマーメイドの石像があります。

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ポセイドンとマーメイドの共通点は「海」

「冒険とイマジネーションの海へ」をテーマにしている東京ディズニーシーらしいこだわりです。

 

ブロードウェイ・ミュージックシアターでは他にも波や貝殻、珊瑚など海を彷彿とさせるようなレリーフが取り入れられています。

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こんなところにも「海」要素が隠されているなんて驚きですね。

 

喜劇と悲劇

先ほどご紹介したふたつのマーメイド像ですが、それぞれ仮面を持っています

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左右で異なる顔をしていますが、これは左側が喜劇、右側が悲劇を表しているため。

古くからオペラなどのジャンル分けの定義として用いられていますね。

 

さらに中央の看板中心にある紋章にもこんな姿も。

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こちらはちょっとお茶目な雰囲気ですね。

 

喜劇と悲劇の仮面は劇場のシンボルとして描かれることが多く、実は東京ディズニーリゾートでも他にファンタジーランド・フォレストシアター(TDL)やカントリーベア・シアター(TDL)でも見ることができます。

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こちらもぜひ探してみてくださいね。

 

「theater」ではない理由

続いては劇場の看板にまつわるお話です。

 

ブロードウェイ・ミュージックシアターを英語で表記すると「Broadway Music Theater」になります。

ですが、劇場の看板を見てみると…

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「Broadway Music Theatre」になっています。

Theaterの語尾が「er」ではなく「re」になっているのです。

 

というのも、かつては「theatre」という綴りが使われていました。

しかし長い間イギリスに植民地支配されていたアメリカはイギリス英語とは違う独自のスペリングを作ろうと試み、次第に「theater」という綴りが使われるようになっていったのです。

 

アメリカで「theater」が使われるようになったのは18世紀頃であると言われており、ブロードウェイの起源とも近いです。

つまり、まだ「theatre」が一般的だった頃に作られたためにこのような綴りになっているのです。

 

ブロードウェイなどの劇場では伝統を重んじて、現在でも「theatre」が用いられることも多いのだそう。

ちなみにイギリス英語では今でも「theatre」が使われています。

 

ブロードウェイ・ミュージックシアターのすぐ目の前に広がる公園:ウォーターフロントパークではエンターテイメントにまつわる英単語が刻まれているのですが、こちらでも「theatre」と刻まれています。

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他にも「Music」や「Dance」といった単語が刻まれていますので、どんなものがあるのかぜひ探してみてくださいね。

 

ちなみに、先の仮面の話でも触れた東京ディズニーランドの劇場ですが、ファンタジーランド・フォレストシアターは「theatre」、カントリーベア・シアターは「theater」になっています。

こちらも時代背景に合わせた小さなこだわりですね。

 

BBBだけじゃない?BMTで公演中の演目

ブロードウェイではブロードウェイ・ミュージックシアターで公演中の演目にまつわるポスターを見ることができます。

 

まずはこちらの華やかで豪華なデザインが施されたポスター。

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ユニット名はチェリーシスターズ。

ポスターのイラストから想像するに、女性3名で結成されたユニットなのでしょう。

 

そしてこちらは3枚横並びに貼られています。

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上部に記されている「Danse de Follies」はフランス語でクレイジーダンスという意味。

どうやら真夜中にフレンチカンカンの公演が行われているようです。

 

公演場所はどちらもブロードウェイ・ミュージックシアターと記されています。

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実はビッグバンドビート以外にもたくさんの演目が公演されているようですね。

 

まとめ

ブロードウェイ・ミュージックシアターにまつわる豆知識のご紹介でした。

 

モチーフや石像、綴りなど一見気づかないようなところにもしっかりストーリーがあり、こだわりが隠されているのがディズニーの魅力のひとつ。

そんな細やかなストーリーにも目を向けてみると、今まで以上に楽しめるかもしれません。

 

それでは、よい冒険を!

 

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