こんにちは。
ディズニー大好き雨女のほのぷーです。
今回は東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントにある銅像についてご紹介していきます。
アメリカンウォーターフロントの入口付近に立っている高い像は、実は誰もが知っている歴史上の人物なんです。
これを知れば、何気ない風景が今までとはまた違ったものに見えるかもしれません。
ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
銅像の人物は誰?
銅像があるのはハーバーを向かって左方向に進んだ先にあるショップ「マクダッグス・デパートメントストア」の前。
メディテレーニアンハーバーとアメリカンウォーターフロントの境目に位置しており、いわばアメリカンウォーターフロントの玄関口とも言えます。
この銅像の人物はイタリア・ジェノバ出身の探検家クリストファー・コロンブス(1451年〜1506年)。
大航海時代にアメリカ大陸を発見した第一人者として、歴史に名を刻んだ人物です。
皆さんご存知の人物ですね。
コロンブスはヨーロッパとアジアを直接結ぶ西回りの航路を発見するために模索し続けていましたが、発見できませんでした。
ですが、その代わりに偶然アメリカ大陸を発見することになったのです。
コロンブスによるアメリカ大陸の発見は、その後のヨーロッパへ大きな影響を与えるきっかけになりました。
この場所にある理由
そんな世紀の大発見をした彼を称え、この場所に銅像が立てられました。
ですが、彼はアメリカンウォーターフロントの方を見ていません。
彼の目線の先にあるのはヨーロッパをモデルにしたメディテレーニアンハーバー。
コロンブスは新大陸から母国を眺めているのでしょうね。
顔が若干左を向いていることから、ハーバーの対岸にある要塞フォートレス・エクスプロレーションを眺めているのかもしれません。
彼はフォートレス・エクスプロレーションに活動の拠点を置いていたS.E.A.のメンバーであったとされています。
正式名称はSociety of Explorers and Adventures。
探検家や科学者などが集まる学会であり、かの有名なレオナルド・ダ・ヴィチやソアリン:ファンタスティック・フライトに登場するカメリア・ファルコも会員でした。
テーマポートを超越して繋がりが感じられるとはロマン溢れる演出ですね。
モデルはニューヨークのコロンバスサークル
銅像がある場所は円形の広場になっており、銅像を囲むように道路が敷かれています。
こちらの広場はコロンバスサークルという名前がついているのですが、実はニューヨーク市のマンハッタンにも同様の名前の広場が存在します。
ニューヨークの主要都市を結ぶ交差点であるコロンバスサークルは、マンハッタンのランドマークのひとつとして親しまれています。
「コロンバス」という名前のもとになったのはもちろんクリストファー・コロンブス。
中央には大きなコロンブス像が飾られており、像を囲むように円形広場、そしてその周りに円形交差点が敷かれています。
ブロードウェイに続く道と交差していたり、地下鉄の乗り場があったり、見た目以外の点でもアメリカンウォーターフロントとの共通点が多いです。
コロンバスサークルが完成したのは1905年ですので、アメリカンウォーターフロントの舞台である1912年とも一致します。
さり気ないオブジェでも、しっかりと歴史に沿って忠実に再現されているところにこだわりを感じますね。
まとめ
アメリカンウォーターフロントの銅像にまつわるお話でした。
実在する人物や場所がモデルになっているだけでなく、他のテーマポートとのつながりを思わせる演出に思わずロマンを感じますね。
アメリカンウォーターフロントはこういった歴史背景を感じられるプロップスが豊富なので、散歩をしているだけで楽しめますし歴史の勉強にもなります。
インパの際はぜひこういった作り込みにも注目してみてくださいね。
それでは、よい旅を!
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