こんにちは。
ディズニー大好き雨女のほのぷーです。
東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーに広がる大きな要塞を舞台にしたアトラクション:フォートレス・エクスプロレーション。
迷路のように入り組んだ要塞やガリオン船を探検できるウォークスルータイプのアトラクションです。
今回はフォートレス・エクスプロレーションにある7つのお部屋にまつわる秘密や豆知識をご紹介していきます。
普通にお散歩しているだけでは辿り着けない秘密基地のようなお部屋もありますので、ぜひ探検気分でご覧ください。
豆知識を知ってから訪れれば、きっと今まで以上に深く楽しめるはず。
ぜひ次回のインパの際にお役立てくださいませ!
フォートレス・エクスプロレーションについて
フォートレス・エクスプロレーションはメディテレーニアンハーバーの対岸にある要塞です。
大きなガリオン船やレストラン「マゼランズ」があるエリアとしても有名ですね。
この場所は探検家や科学者などが集まる学会「S.E.A.(Society of Explorers and Adventures)」の活動拠点でした。
要塞の随所で彼らの功績や研究内容を見ることができるので、冒険や探検がお好きな方にはたまらない施設となっています。
▷▷要塞を舞台にした謎解きプログラム「フォートレス・エクスプロレーション“ザ・レオナルドチャレンジ”についてはこちらでご紹介しています。
フォートレス・エクスプロレーションは主に3つのエリアから形成されています。
- フォートレス(要塞)
- キー(埠頭)
- ガリオン船・ルネサンス号
今回は中でもフォートレスエリアにある7つの部屋についてご紹介していきます。
※見晴台のような小部屋は含めず、名前がついている主要な部屋に絞ってご紹介していきます。
フォートレス・エクスプロレーションにある7つの部屋
フォートレス・エクスプロレーションにある7つの部屋。
何度か足を運んだことのある方でも、全てのお部屋を網羅している方は少ないのではないでしょうか?
一体どのようなお部屋があるのでしょうか。
イリュージョンルーム
まず最初にご紹介するお部屋は、イリュージョンルームです。
※ザ・レオナルドチャレンジで配布していた地図より
こちらの入り口から入って程近い位置にあるので、場所は分かりやすいと思います。
部屋の壁、床、天井に巨大な絵が描かれています。
その手前には凹レンズがついたスタンドが立っています。
外から見ると単純な絵のように見えますが、凹レンズを通して見ると絵が立体的に見えるというものです。
現代でいうトリックアートのようなものでしょうか。
16世紀からこの類のものが存在していたようですね。
ペンデュラムタワー
イリュージョンルームのすぐ手前にあるのがペンデュラムタワーです。
部屋と呼んでいいか少し迷ったのですが、中々面白い仕掛けがあるのでご紹介します。
床に円形に並んでいる杭と大きな振り子で形成されるペンデュラムタワー。
振り子が時間とともに回転し、周りの杭をひとつずつ倒していくことで地球の自転を目で確認することができます。
杭は時計回りに10分〜15分ごとに倒れていくのですが、倒れる瞬間を見られると何だかワクワクしてしまいます。
仕組みをしっているとより一層奥深さを感じられるスポットです。
エクスプローラーズ・ホール
そしてペンデュラムタワーに隣接している廊下のようなスペースがエクスプローラーズ・ホールです。
こちらでは16世紀ごろまでに活躍した著名な探検家や冒険家、航海士などの肖像画を見ることができます。
レイヴ・エリクソン
マルコ・ポーロ
エンリケ航海王子
クリストファー・コロンブス
ヴァスコ・ダ・ガマ
ティコ・ブラーエ
フェルディナンド・マゼラン
レオナルド・ダ・ヴィンチ
フランシス・ドレーク
イブン=バットゥータ
クラウディオス・プトレマイオス
ピュテアス
誰もが知っている有名な人物も存在しますね。
実はこちらに描かれている人物はS.E.A.の創立者でもあります。
かなりの有名な人物らが結成した組織だったのですね。
▷▷これらの人物について詳しくはこちらでご紹介しています。
また、こちらでは学会員たちがしてきた冒険の軌跡も見ることができます。
壁画は年表になっており、イラストで辿ってきた道が描かれています。
またフライングマシーンのようなものや天候の神のような姿も描かれています。
今までの冒険を振り返りながら、未来の冒険を夢見る…。
エクスプローラーズ・ホールはそんな思いの詰まった素敵な空間だったのでしょう。
さらに、このようなメッセージもあります。
EXPLORATION CONTINUA
WE, THE SOCIETY OF EXPLORERS AND ADVENTURERS,
SHALL ACQUIRE KNOWLEDGE THROUGH EXPLORATION.
冒険はつづく
私たち探検家・冒険家は探査を通じて知識を習得していくのだ。
S.E.A.の探究心の深さを感じられる素敵な言葉ですね。
カメラ・オブスキュラ
階段またはエレベーターで上階に上がり、ハーバーの方向に向かった先にある暗い部屋がカメラ・オブスキュラです。
「カメラ・オブスキュラ」はラテン語で暗い部屋を意味します。
その名の通り、室内はとても暗いです。
部屋の中には巨大な円形のボードが置かれています。
何やら風景が見えますが、これはメディテレーニアンハーバーの景色。
こちらは反射鏡を用いて視点の位置を変えることができる潜望鏡(せんぼうきょう)を応用したものです。
ハンドルを回すと天井の歯車が連動し、潜望鏡が回転することで風景が動く仕組みになっています。
天井には光を取り込むための穴が空いています。
ハンドルを回して見える風景はなんと360度。
メディテレーニアンハーバーを一目に見ることができます。
仕組みを知らなければスルーしてしまいそうなお部屋ですが、実はスゴい技術が駆使されているのです。
チェインバー・オブ・プラネット
要塞の中央にある金色のドーム型屋根。
ここがチェインバー・オブ・プラネットです。
足を一歩踏み入れれば幻想的で壮大な雰囲気が広がっています。
こちらでは太陽系や星空など、天体にまつわる様々なものを見ることができます。
中央にあるのは太陽系儀です。
こちらは16世紀当時の配置になっています。
水星、金星、地球、火星、木星、土星の6つの惑星があり、ハンドルを回して惑星を動かすこともできます。
そして壁面に描かれている図形はレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた太陽系にまつわる研究内容です。
文字のようなものも書かれているのですが、暗号のような文字で書かれており内容は解読はできません。
ダヴィンチは大事な情報を盗まれないように鏡文字を書いていたとされています。
どうやらこちらの文字の羅列も、ダヴィンチが書いた鏡文字のようですね。
ちなみに中央の太陽系儀ですが、マゼランズの店内にミニチュアが飾られています。
とてもよくできているので、マゼランズに訪れた際はぜひ探してみてください。
アルケミーラボラトリー
チェインバー・オブ・プラネットから程近い小さな小部屋がアルケミーラボラトリーです。
アルケミーラボラトリーは錬金術の実験室という意味です。
科学的手段によって卑金属から貴金属を作り出そうとする試みのこと。
16世紀は錬金術の最盛期として、ヨーロッパを中心に様々な研究や実験が行われていました。
錬金術の実験室という名の通り、こちらのお部屋では卑金属を金や銀に変える実験をしています。
天井には薬草のようなものや、ワニ(!?)が吊るされています。
他にも怪しい小物がたくさん並んでいますので、訪れた際はじっくり観察してみてくださいね。
ナビゲーションセンター
いよいよ最後のお部屋です。
カメラ・オブスキュラの真下にあるのがナビゲーションセンターです。
フォートレス・エクスプロレーションに隣接するレストラン「マゼランズ」の店名にもなっているポルトガルの探検家フェルディナンド・マゼラン。
彼が地球球体説を証明するまでは、地球は平面であると信じられていました。
ナビゲーションセンターでは、そんな平面の地球をラジコンの船で遊ぶことができます。
操縦は1回100円で、操縦桿に描かれているマークと同じマークのついた船を動かすことができます。
雨や風などの自然現象も再現されており、お子様はもちろん大人も童心に帰って楽しめる仕様になっています。
まとめ
フォートレス・エクスプロレーションにある7つのお部屋のご紹介でした。
どのお部屋も探究心が詰まったロマンあふれる素敵なお部屋でしたね。
仕掛けや意味を知ってから行けば、今まで以上に楽しめるのではないでしょうか?
ぜひ実際に訪れて、S.E.A.の会員たちの思いや熱意を感じ取ってみてください。
それでは、よい冒険を!
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