究極雨女ほのぷーのディズニー放浪記

イベントはことごとく雨に見舞われる…そんな雨女を極めたほのぷーが、大好きなディズニーについてつらつらと綴ります

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【豆知識】S.E.A.の創立者!エクスプロレーションホールの人物を徹底解説!

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こんにちは。

ディズニー大好き雨女のほのぷーです。


東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーの要塞を舞台にしたアトラクション:フォートレス・エクスプロレーション。

迷路のように入り組んだ要塞には様々な部屋や仕掛けがあり、まるで探検家のような気分を味わえます。


そんなフォートレス・エクスプロレーションには探検家や冒険家たちが集まる学会「S.E.A.」にまつわるプロップスが数多く隠されています。


今回は中でも「エクスプロレーションホール」に飾られている12人の人物についてご紹介していきます。

実際の歴史とのリンクを感じられる内容となっておりますので、バックグラウンドストーリーや豆知識がお好きな方であれば楽しでいただけると思います。


ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

 

S.E.A.とフォートレス・エクスプロレーション

舞台は東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバー。

中央に大きく広がるハーバーの対岸にある要塞がフォートレス・エクスプロレーションです。

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ここはかつて、探検家や科学者たちが集う学会「S.E.A.」の活動拠点として使われていました。

S.E.A.とは

正式名称はSociety of Explorers and Adventures。

探検家や科学者などが集まる学会であり、かの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチやソアリン:ファンタスティック・フライトに登場するカメリア・ファルコも会員でした。


ここでは大航海時代を生きた探検家たちの偉業の数々を見ることができます。

中には実際に仕掛けを動かして楽しめるお部屋もあり、お子様だけでなく大人もワクワクするような場所です。


▷▷フォートレスにある7つの部屋についてはこちらでご紹介しています。


▷▷要塞を舞台にした謎解きプログラム「フォートレス・エクスプロレーション“ザ・レオナルドチャレンジ”」についてはこちらでご紹介しています。

 

エクスプロレーションホールの人物について

フォートレス・エクスプロレーションの一角にあるこちらの廊下。

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こちらのエクスプロレーションホールではS.E.A.の創立に関わった人物や当時の見本となった冒険にまつわる人物たちの姿を見ることができます。


ホールでは他にも彼らの冒険を絵で記した年表も描かれており、見応えたっぷりです。

本記事で人物や功績を知ってから訪れれば、絵の意味がよりよく理解できて楽しいと思います。

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それでは、ここから12人の人物についてご紹介していきます。

 

レイフ・エリクソン(Leif Ericson)

まずはじめにご紹介するのはレイフ・エリクソン(970年頃-1020年頃)です。

※要塞で実施されている探検アトラクション「フォートレス・エクスプロレーション“ザ・レオナルドチャレンジ”」に登場する茶色の地図ではレイヴ・エリクソンと記載されていますが、レイフという呼び方が一般的なためここではレイフ・エリクソンと表記しています。

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レイフはアイスランド生まれのノルマン人です。

ヨーロッパ人として初めてグリーンランドに入植したとされるエイリーク・ソルヴァルズソン(=赤毛のエイリーク)の息子です。

探検家だった父の背中を追いかけ、自身も航海者としてアメリカ大陸へ渡りました


レイフの探検内容については古代北欧の叙事詩であるサガに記されているのみで詳細は不明なのですが、北米の数々の島を発見した人物であるとされています。


そんな中でレイフが見つけた「ヴィンランドの岬」は、アメリカのマサチューセッツ州にあるケープコッドではないかと言われています。


そう、東京ディズニーシーにもケープコッドがあります。

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この港町はかつてレイフが訪れた島だったのかもしれません。

テーマポートを越えたつながりを発見するとわくわくしますね。

 

マルコ・ポーロ(Marco Polo)

続いてこちらは誰もが知る人物であるマルコ・ポーロ(1254年頃-1324年)です。

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ヴェネツィア出身の商人であり、また冒険家でもあります。

主にアジア方面を探検し、「東方見聞録」という旅行記を残しました


ヴェネツィア・テッセラ空港は彼の名前にちなんで「マルコ・ポーロ国際空港」という名称で親しまれています。


彼の大胆で勇敢な冒険の数々は、まさしく大航海時代の幕開けでした。

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かの有名な探検家クリストファー・コロンブスは彼の記した「黄金の国ジパング」を求めて旅に出たと言われていますよね。

ちなみに、現在では黄金の国は日本であったという説が濃厚です。

 

エンリケ航海王子(Henry the Navigator)

続いてこちらは、エンリケ航海王子(1394年-1460年)です。

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彼はポルトガル王国の王子であり、航海こそしなかったものの探検実業家として大航海時代の幕開けに大きく貢献した人物です。


エンリケは「煮えたぎる海が広がる世界の果てがある」と信じられていたボハドル岬の先への航海に挑戦し続けていました。

そして挑み続けてから10年以上の時を経て、エンリケの派遣したジル・エアネスらによってこの地への航海を完遂させました。


その後もヴェルデ岬やシエラレオネに到達するなど数々の航海を成し遂げ、また国政や金貨の鋳造など多岐に渡りポルトガルの成長に尽力しました。

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大航海時代の幕開けを担った重要人物として、現在も「航海王子」という敬称で親しまれています。

 

クリストファー・コロンブス(Christopher Columbus)

続いてこちらは誰もがご存じ、クリストファー・コロンブス(1451年頃-1506年)です。

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イタリアのジェノバ出身の探検家であり航海者です。

一方で奴隷商人やコンキスタドール(侵略者)としても名を馳せた人物であり、実はかなり残忍で冷酷なことをしてきました。


コロンブスの功績と言えばアメリカ大陸を発見したことです。

彼はヨーロッパとアジアを直接結ぶ西回りの航路を発見するために模索し続けていましたが、発見できませんでした。


ですがその代わりに偶然アメリカ大陸を発見することになったのです。


ヨーロッパとアメリカ大陸を結ぶ航路の発見は後のヨーロッパに大きな影響を与える出来事となりました。


実は、東京ディズニーシーには彼の彫像があることをご存じでしょうか?

詳しくはこちらでご紹介していますので、ご興味のある方はぜひご覧くださいませ。

 

ヴァスコ・ダ・ガマ(Vasco da Gama)

お次はヴァスコ・ダ・ガマ(1469年頃-1524年)です。

彼も誰もが知る歴史的人物ですね。

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彼はポルトガル出身の探検家であり航海者です。


特にヨーロッパからインドへの航路を発見した第一人者として有名であり、彼の発見はポルトガルが海外各国に築いたポルトガル海上帝国のベースになったとされています。


資金不足が深刻化していたポルトガルは黄金や香料が豊富なインディアスと直接貿易をすることで経済を発展させようと考え、綿密な計画を立てた上でインドへの航海が実行されました。


度重なる至難を余所に3回の航海を経てインドとの貿易を行うことに成功し、ポルトガルの成長に大きな貢献をしました。

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実は先述したコロンブスはかつてポルトガルに援助を申し出たのですが断られ、彼はスペインの援助でアメリカ大陸発見を成し遂げました。

そんな経緯があってか、ポルトガルはなんとしてでも新航路の発見でスペインに追い付きたかったのでしょう。


ヴァスコ・ダ・ガマはポルトガルにとって希望の星だったのですね。

 

ティコ・ブラーエ(Tycho Brahe)

続いてご紹介するのはティコ・ブラーエ(1546年-1601年)です。

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彼はデンマークの貴族でありながら、天文学者や占星術師として天文学の発展に貢献した人物です。


望遠鏡が存在していなかった時代に肉眼による精密な天体観測を行いました。


また、初めて科学的根拠を以て天動説を否定した人物であるとされています。


彼の助手であったヨハネス・ケプラーはティコの死後も研究に尽力し、のちに惑星の運動に関する3つの法則をまとめた「ケプラーの法則」を発表しました。

これもティコが残した膨大な観測データのお陰でした。

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フォートレス・エクスプロレーションにある小部屋チェインバー・オブ・プラネットでは地動説に基づいた太陽系儀や星座を観測することができますよ。

 

フェルディナンド・マゼラン(Ferdinand Magellan)

続いてはフェルディナンド・マゼラン(1480年頃-1521年)です。

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ポルトガル出身の探検家及び航海者です。

初めて世界一周を成し遂げた人物として有名ですね。


マゼランは航海中に亡くなったため、正確には世界周航を成し遂げたのは後継者として指揮をとったフアン・セバスティアン・エルカーノをはじめとするマゼランの部下たちなのですが、世界一周の活路を見出したという点ではまさしくマゼランの功績と言えるでしょう。


先述したように、コロンブスのアメリカ大陸発見とヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見によってスペインとポルトガルは競合していました。

そんな大航海時代の波乱期でポルトガル人のマゼランはスペインの援助によって世界一周の航海に旅立ちます。

援助を受けられるならどこの国でもよかったのでしょうかね…?笑


ちなみに、フォートレス・エクスプロレーションに隣接するレストラン「マゼランズ」は彼にちなんでつけられました

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店内ではS.E.A.の精鋭たちが残した数々の功績や貴重な資料、ロマン溢れる展示物を見ることができますよ。

 

レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonard da Vinci)

続いてはこれまた誰もがご存じの有名人レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452年-1519年)です。

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現在はイタリアであるフィレンツェ共和国出身で、ルネサンス期に活躍した芸術家です。

彼はさまざまな分野の研究を手がけ、後世に大きな業績を残しました。


有名なのは音楽や絵画、数学、天文学、物理学などですが他にも建築、料理、光学、飛行力学、解剖学などかなり多くの分野で活躍した人物です。


フォートレス・エクスプロレーション“ザ・レオナルドチャレンジ”では、最初に訪れる鏡の部屋及び溶岩コントロールセンターにも登場しています。

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また彼は左利きであり、13,000ページにも及ぶノートは全て鏡文字で記されていました。

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フォートレス・エクスプロレーションにあるチェインバー・オブ・プラネットではレオナルドが書いた鏡文字も見ることができますよ。

 

彼の肖像画はアトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」のQライン(待ち列)でも見ることができます。

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こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

 

フランシス・ドレーク(Sir Francis Drake)

お次はフランシス・ドレーク(1580年-1596年)です。

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イングランド出身の航海者であり、海軍提督も務めていた人物です。

マゼランに続いて世界で二番目に世界一周を敢行しました


世界周航を成し遂げたというと聞こえはいいのですが、彼の航海は横暴で残忍な面もありました。


彼は船団として働いていた際にスペイン海軍の襲撃を受けたことがきっかけでスペインに復讐心を抱くようになり、スペインに対する海賊行為を行うようになったのです。


世界周航の最中にもチリやペルー沿岸のスペイン植民地を襲い、多くの財宝を強奪しました。

そしてイギリスへ帰還後は女王エリザベス一世を含む出資者たちに4700%もの配当金を配ったとされています。


そんな過激な背景があるため、イングランドでは英雄とされている一方でスペインではドラゴンを意味する「ドラコ」という呼び名で知られていました。

 

イブン・バットゥータ(Ibn Batuta)

続いてこちらの人物はイブン・バットゥータ(1304年-1369年)です。

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モロッコ出身の旅行家であり、およそ30年もの年月をかけて敢行した世界旅行の体験を記した「三大陸周遊期」を執筆しました。


当初は巡礼と学究のために旅立ったものの目的を果たした後も旅を続け、イラク、イラン、アラビア半島、スマトラ、グラナダ、サハラ砂漠など多くの場所を訪れました。


三大陸周遊期は18世紀から19世紀にかけてヨーロッパの冒険家や学者たちの間で話題になり、同じ時代にアジアを探検していたマルコ・ポーロと並んで評価を受けました。

 

クラウディオス・プトレマイオス(Ptolemy)

続いてこちらはクラウディオス・プトレマイオス(83年頃-168年頃)です。

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今までご紹介してきた人物たちとは全く時代が異なりますね。


プトレマイオスは古代ローマで活躍した学者であり、数学、天文学、音楽学、地理学など様々な分野で数々の功績を残した人物です。


彼が執筆した天文学の専門書「アルマゲスト」は天動説と天体運行の理論が事細かく記してあり、地動説が立説されるまで1000年以上に渡って学者たちの参考書的存在として活用されていました

 

ピュテアス(Pytheas)

最後にご紹介するのはこちらのピュテアス(紀元前4世紀)です。

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ピュアテスは現在のマルセイユであるギリシア植民都市マッシリア出身の地理学者であり探検家です。

紀元前325年頃にギリシア人として初めてイギリス諸島を探検しました。


白夜やゲルマン人について、また潮の満ち引きが月の影響であるということを最初に述べた人物であるとされています。


かなり大昔のことのため彼の旅行記は残されておらず、歴史家や学者たちの書物に引用された内容からでしか彼の情報を得ることができないそうです…。

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遠い昔に航海の門出を開いた人物であるピュテアス。

S.E.A.のメンバーたちは、そんな彼の探究心や冒険心を称えているようですね。

 

まとめ

フォートレス・エクスプロレーションのエクスプロレーションホールに描かれた12人の人物についてのご紹介でした。


教科書で見た著名な人物ばかりでしたね。

そんな偉大な冒険家たちによって結成されたS.E.A.は、今現在も我々に探究心とロマンを与えてくれます。


東京ディズニーシーに訪れた際はぜひ、冒険への夢が詰まったこの場所で彼らの功績に思いを馳せてみては?


それでは、良い冒険を!


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